貴方と兄との分岐点

さこ？、

和也、仁、

大学卒に電車に乗った

私達は

離れた。

幸子～

兄さん待ってよ。

お前早く起きろよ！…

ごめん…

免許とりなよ。

…分かった…いつもごめんなさい。

着いたよ。

ありがと笑っ

幸子もさ？…

何？…

あいつ誰だ？

さっちゃん～

やだ…

あの人会社の人よ…

あまり変な奴とつきあうなよ笑っ

はーい！

手を振ってたら。

中條さん～

やめてください…

25歳の私…

頭触らないで！…

輝さん…兄に変に思われましたよ！…

ごめん…

おはよう～笑っ

佐倉さんおはようございます。

まあまあ仲良いな？。

宮藤さん～おはようございます。

私は営業所の事務員、

山下さんおはようございます。

きたきた！

ねぇ幸子さんさっきの人誰なの？…

さっきの人？…

車から降りたよ？笑っ

兄ですよ。

深山！…

ヤバイお兄ちゃん

詩子？…人をからかうな！

ブッ～名前で呼ばないでよ…

新堂さん

深山部長ありがとうございます。

二年しか経ってない私

新堂幸子

母に言われる、早く嫁に嫁げって…

接待先の会社に就いた。

谷村和也が

部長になってた。仁さんが行方不明になってから

おばさんが泣いてた。

いなくなるなんて…

きちんと仕事に就いてたが。

消息不明になって二年経つ。

退社時間になってた。

電車で帰ろって

混んでる…

誰かが手を差し出した。

眼鏡かけてた

乗りな？…

すみません…

背の高い男性が手を差しのべて。

ドアが締まります！…

グイッ…

顔をはっきり観てない私…

ありがとうございます…

次に降りるから。

え？…

遠藤～笑っ

おう！…

友達を見かけたのか。降りた相手が顔を見せた。

手をあげてた。

え？仁さん？…まさかだよね…

次の日、

朝兄が

俺婚約した。

え？…お前免許取るか電車使えよ！

美樹？…

マジにか？…

親父笑っ

長かったよ…

美帆が頷いたって…

美帆さんか…どんな人何だろう。

有給使うかな…

お母さん？…免許取ろうかな…

え？…幸子～笑っ受ける気になった笑っ

親父！…母さん…

ばんざーい！

変なことにバンザイしてほしくない！受かってからにして欲しい！

そうだな笑っ