テラーノベル
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投稿頻度ほんとにランダム(めちゃ早かったり遅かったり)なので気長に待ってくれると嬉しいです😭😭
ほんとにごめんなさいめちゃくちゃ辛くなっちゃいました…タコピーの原罪っぽいかも…
◎ワンクッション
虐待表現ガッツリあります
ガッツリ暴力です
ゲン可哀想です
あの高校生から貰ったコーラを少しずつ飲みながら、家への帰路を辿って歩みを進める。太陽があともう少しで完全に沈みそうで、辺りが暗くなってきた。
(…遅くなりすぎた……これじゃ、いつもよりもっと…)
(……)
考えれば考えるほど、足取りが重くなって、足に重りがついているような感覚になる。どうしても帰るのが辛くて、苦しくて、吐き気がしてきた。
それでも、帰らなくちゃいけないから。
足元ばかり見て歩いていたら、あっという間に家の前に着いてしまった。 飲みかけのコーラの缶をぎゅっと握って、恐怖をそれにぶつける。
震える手を抑えて、玄関のドアノブを握り、前に引くと
「……」
「……おかあ、さん…」
そこには、お酒を片手に立っているお母さんがいた。氷のような視線で、蔑むような目で…こちらを見ていた。
ガタンッと、音を立てて扉を閉めたら…お母さんが話し始めた。
「…幻、ねぇ、…どうして?毎日…毎日、毎日、言ってるよね?下校したらすぐにお家に帰ってきてって」
「どうして、お母さんを一人にさせるの…!?」
「ねえ!!!!」
「っ、」
お母さんの怒鳴り声が、脳にまで響いて…途端に足が動かなくなって、宙に浮いたような感覚に襲われた。
目を逸らすことさえもできなくて、ただただ、コーラの缶をぎゅっと握りしめる。
「…こっちに来なさい」
体に衝撃が与えられる度に視界が揺れて、痛いはずなのに、鈍い音だけが耳の遠くで鳴り響く。まるで、自分が自分じゃないかのように。
救いようがないこの家に、帰りたくなかった。
「いつもいつもッ!!私の感情をぐちゃぐちゃにして!!こんなことさせてっ、私の罪を重ねて!!」
「アンタなんて死んでしまえばいいのに!!」
「ッ…、ぃ”…!、っ…ぅっ〜…!」
コーラの缶がへこんで、中身が零れて…それでも、俺は缶を離さない。零れたコーラで部屋が汚れても、お母さんは殴るのをやめない。
痛みに耐えるだけ。この時間が過ぎるまで…
『いたい』、『やめて』なんて、お母さんに訴えるように叫ぶのも、バカみたいに涙をボロボロ流して泣くのも、とうの昔にやめた。
そんな無駄なことをすればする分、お母さんの怒鳴り声も増えていくから。
じんじんと、体の至る所が痛むのを我慢しながら、俺に抱きつき肩を震わせ泣いているお母さんの頭を、機械的に、ゆっくりと撫でる。
「ごめん、…ごめんね、幻…っ」
「死ねとか…そんなこと思ってないよ、っ」
「こんなお母さんでごめんね…」
「…大丈夫だよ、お母さん」
いつものお決まりの台詞を、口から吐き出す。
もちろん、大丈夫なんかじゃないと思うけど。
「本当に、優しい子…」
「お母さんには、幻しかいないの…」
「だから、絶対……一人にしないでね…」
「…うん」
「大好きだよ、お母さん」
どれだけ殴られて痣だらけになっても、貶されて心がどんどん壊れても、俺がこの人を怖いと思っても、俺とこの人は血が繋がっていて、お互いにとって、たった一人の家族で。
この人には俺しかいない…し、
俺にも、”お母さん”しかいないんだ。
だって、これ以外の愛なんて知らない。だから、こういうカタチの愛しか種類が無いと…そう思わないと…俺は…
……俺は…
………
…考えんの、やーめた。
もしかしたらこのシリーズ今までで一番話数多くなるかもです…?🤔(ゲ千オメガバシリーズ含めずに!)
🔞のお話は絶対どっかで書きます(決意)
コメント
11件

うわぁあぁあああ!!!なんで、もう!スマホ変えてから通知がバグってた…全く気づきませんでした…😭これから全話読みますぅ…!てか、ゲンのお母様!ゲンと一緒に私の家へ!おふたりは生きてるだけで私に永遠の幸せをくれるので!w是非とも!抵抗せずに殴られ続けるゲンも、考えんのやめちゃうゲンも…😭
うわぁあああ、ゲンがああぁぁあ😭😭千空ちゃんから貰ったコーラ強く握ってるの泣ける😭😭🌋💥 虐待を抵抗せずに我慢してお母さんが治るまで耐えてるゲンがもうぅ…😭😭💦 涙腺崩壊直前でした😭💗🫶続きが楽しみです!!!
「考えるのやーめた」って最後なるのほんとにまだまだ未熟な小学生って感じしてめちゃくちゃいいです😭😭😭😭😭😭😭絶対お母さんのせいで他の子より大人びてるけどまだ子供っぽいところが残ってるんですよね絶対🥲🥲🥲🥲もう絶対幸せになってええええええ😭😭😭