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3 - #3. 「 甘やかして 」 りょつぱ

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2025年04月10日

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「 甘やかして 」


りょつぱ



「 んん… ここなんで弾けねぇんだろ… 」


ジャンジャンと鳴り響くギターの音に、自分の微かな舌打ち。新曲のギターが弾けなくて苦戦している。でもこんなことは結構あったし、レコーディングの1週間前程ですぐ弾けているようになってるのに、今はもうレコーディング2日前。弾けない、弾けない、どうしよう。

焦る気持ちと弾けない自分への嫌悪感。元貴達への罪悪感が芽生えてきて、思った。

俺は癒しが欲しい。試しに動物系の動画を見てみるが、可愛いなとは思ったがこの気持ちは無くならない。


「 … 涼ちゃん、 」


前もギターが弾けなくて苦戦していたら涼ちゃんが来てくれた。また弾けない時があったら僕のこと呼んでね、と涼ちゃんは優しく微笑みかけてくれた。


「 … もしもし、涼ちゃん? 」


「 ん、若井?どうしたの、笑 」


「 … 会いたい、 癒して欲しい… 」


ド直球な思いを伝えると、今行く。と声が聞こえすぐに電話は切られてしまった。

数分またギターを弾いて待っていると、ピンポーン、と高い音が聞こえてきて、ドアを開ける。


「 涼ちゃん、!! 」


ぎゅっっと会って早々抱き締めると、少しびっくりした素振りを見せて抱き締め返してくれた。


「 … 頑張ったねぇ、笑 」


自分が欲しい言葉を涼ちゃんは毎回くれて、抱きしめて、頭を撫でてくれる。

さすが最年長かもなぁ、でも、少し抜けてて天然なところが可愛くて、愛おしい。

大好きだよ。





ほんとに短い。朝小説書くの私向いてないよ。内容がすっからかん。

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