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「呉宮先生可愛すぎません！？！ 」
「ツンデレの代表格すぎる…」
「あー冴島くん気づいてるのかなぁ」
遊園地に事前調査？をしにいった後日。職員室に入ると何やら呉宮先生が女性職員に噂話をされているようだった。話に混ざろうとして近づくと沈黙になってしまった。これは女子会ぶち壊しちゃったやつ？
「なんの話ですか？」
「あ〜、呉宮先生が可愛いなって」
「あの呉宮先生が？」
「やっぱり冴島くん気づいてない！」
「話しちゃっていいかな」
女性職員が楽しそうにヒソヒソと話している。俺が聞いちゃ行けない話だったんだろうか。
「あのね、呉宮先生と二人で遊園地行ったでしょ？その事なんだけど」
「ここの学校毎年あの遊園地に言ってるから本当は調査なんて行かなくて良かったんだよ」
「え、？じゃあなんで教頭先生は」
「冴島くんがいない間、呉宮先生が教頭先生にお願いしてたんだよ！」
話によると、呉宮先生が自分と俺の二人で遊園地に行くように仕向けて欲しいと教頭先生に頼み込んだらしい。呉宮先生はただ俺と二人で遊園地に行きたかっただけだと言うのか？しかも教頭先生にバレちゃってるし。どうやって誤魔化したんだろう。
「本当素直じゃないよね〜！そこがいいんだけど！！」
「冴島くん求愛されちゃってる〜」
「直接言うのは恥ずかしかったのかな」
「マジで尊い」
「はぁーーー知らない間にデートに誘われてたってことでいいんですよね？」
「呉宮先生、冴島くんの話しかしてないし職員室に冴島くんが入ってきた時だけ緊張しちゃってるのほんと可愛いんですよ 」
「でも冴島くんは呉宮先生苦手かな？」
「怒られてばっかりだからね」
「別にそんなことないですよ。2人の時、結構面白いし。昨日ソフトクリーム半分こしたって話します？」
「え!?!」
「怒られちゃいましたけどね」
「もうデキてます？？？」
女性職員に、俺と呉宮先生の恋の行方を応援されてしまった。周りにも知られているしなるべく酷い結果にはしたくない。でもまずは呉宮先生の行動が可愛すぎて耐えられない。俺は本当に校外学習の事前調査だと信じきっていた。デートだと知っていたなら…
「あ、呉宮先生！」
「………」
「あれ、無視されちゃった」
「もしかしたら聞かれちゃってましたかね」
꒷꒦✝︎ ❥┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❥ ✝︎꒷꒦
しくじった。冴島に二人で遊園地に行くお誘いのことがバレて広まってしまっている。俺が他の人がいる場所で教頭先生に頼み込んだのが悪いのだが、わざわざそれを本人に伝える気が知れない。もう変に噂になりたくない。このままだと、話しかけるために注意しても女性職員にヒソヒソ話をされるだろう。
「呉宮先生、休日空いてます？」
「…」
「なんでそんな冷たいんですか？」
「いつも通りだが」
「いつも通りじゃないですよ。今まで話しかけたら嫌そうにしてたけど必ず返答はしてくれたじゃないですか」
「はぁ、休日に何をするんだ」
「俺の家、また来ませんか？」
「なっ…学校で はしたない話は、」
「え？テスト作るの初めてなので作り方聞こうと思ってたんですけど期待しちゃってました？♡」
「………忘れてくれ」
コメント
3件
はあもう最高すぎます可愛すぎます泣きそうです🤦♀️🫶🫶🫶🫶🥰🥰🥰🥰🥰🥰🥰🥰😘😘😘😘😘😘😘😘😘続きが楽しみ！、
最高過ぎます！マジで✨ 続きみたすぎるーｯｯ😆
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