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愛して欲しかっただけなんです



信じ て欲しかっただけなんです



笑って欲しかっただけなんです




愚図な僕はそう思うながら目を瞑って眠るフリしか出来ない


学校に行って勉強して人と話して食べ物を口に運ぶと

他の人と同じ様に過ごす事が出来る様になる

周りから見れば僕はただの幸せ普通な子

僕は笑い方や愛され方も知らないから

ちょっとだけ周りの真似をすると皆が口を揃えて僕「良い子」と言う

それなのに素の僕は誰も知らないし愛さない

真似をする度に僕が薄くなって濁って行っていつの間にか

僕が僕じゃない他の人普通の人になっている気がする。


「僕を僕として愛して欲しいだけなのにな」

部屋でそう、一人きりで呟いた時

後ろに置いていた姿見の方から音がした

『なら、ボク達と一緒 に遊ぼ』

そう聞こえた瞬間

眩い光が部屋ごと僕を包み込んだ。



「ん…」

『あ!起きた!』

目を開けるとそこには

明らかに人では無い、しっぽや羽、牙の生えた様々な何かが大勢居た

『ようこそ!ここは選ばれた人しか来る事の出来ない理想郷ワンダーランド!君は最初のゲスト兼来場者!』

目の前に居たピエロの様な格好をした少年がそう言うと

後ろの方に居たその他の人達が口々に

「私の空中ブランコを見てちょうだい!」「なぁーに!俺のマジックが先!」

「お腹空いた?出店のご飯あげるっ」「それよりも一緒に乗り物に乗ろ!」

などと皆自由に言う

まだ状況を理解していない僕を見て、先程の少年が笑顔で言葉を続ける

『ここは皆の理想郷ワンダーランド、楽しまないと損、だよ?笑』

「楽しまないと損…」

そういった後少年は僕に手を差し出した


少し躊躇したものの

僕は少年の手を握り、目の前にある豪華なサーカスや遊園地の様な建物に入っていった

自分が読みたい小説の見出しを自給自足する部屋

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コメント

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ユーザー

どうしよマジで読みた過ぎる 誰か書いてください((((((

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