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どうも最近の趣味は綾主綾のイメソン聴きながら涙を流して小説を書く事です。(?)
特に夜撫でるメノウと幽霊東京は本当に涙出たって話だよね()
て事で綾主綾書くです。
⚠️
完全にネタバレ注意です。
口調や一人称が掴めてません。
主人公の名前は「結城理」にしています。
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No side
結城理はぼんやりとした意識の中で目を覚ました。
「……駅、?」
そこは見慣れない駅だった。
理は、座っていたベンチの冷たさを覚えた。
「冷たっ、今7月のはずなのに。」
「服装も、制服じゃない…?」
目が覚めた時に着ていた服装は、S.E.E.S.の服だった。
そんな時、理の後ろから声が聞こえた。
「理、久しぶり。」
「ッ?!誰だ!」
理は座っていたベンチから立ち上がり、声のする方に振り返った。だが、そこは真っ暗だった。
召喚機を取り出すと同時に、少しづつ暗闇から足音が聞こえる。
やがてそれは、すぐ近くまで来ていた。理は召喚機の引き金を引こうとした時に、その声の主は姿を現した。
「、え…なん、で、」
「僕の事、覚えてるかな?」
それは、かつてのクラスメイトだった。望月綾時だった
「お前…なんで、」
理は手に持っていた召喚機を地面に落とした。目の前に居るのが、本当に"あの"望月綾時なのか分からなかった。
「ここは君の夢の中、現実では 僕は居ないよ」
「俺の、夢の中…?」
理は、綾時の言っている事が本当になのかまだ理解が出来なかった。
「……まずは状況整理かな。」
綾時は、理にすべてを話した。
「なるほど、まだ少しだけ分からない事が多いけど…何となく分かった。」
「つまり、これは俺の夢でしかなくて。俺が綾時にもう一度会いたいと願ったから、綾時はここに居るのか、?」
「そういう事になるね。」
「安心して、今回で最後に 僕は君の前に現れないよ」
「……は、?」
綾時が発した言葉で、理は止まった。
「君だって、敵だった僕が何度も君の前に現れるのは迷惑だろう?」
「だから……」
「……なんだよ…それ、」
「理?」
「迷惑?何を言ってるんだ綾時…」
綾時が言ったその一言で、理は頭に来て。綾時の胸ぐらを掴んだ
「敵だったから、味方達を傷つけた身だから 迷惑?」
「ふざけるな!俺が綾時にどんな感情を抱いてたと思うんだ!」
「……理、もしかして、」
「俺は…お前が好きだったんだよ…綾時、」
理は、綾時に抱いてた感情を言葉にした。
言った時に、理の目からは涙が溢れていた。
「理、君って人は…」
その時、駅からアナウンスが聞こえた
〖まもなく、電車が参ります。この電車にお乗りになりましたら、現実へ帰還することができます〗
「……もう時間がないね。」
「理、聞いて?」
「僕も理が好きだったよ。今でも大好きだ、でも 理には前を向いて欲しい。」
「いつまでも、僕の事で落ち込むのは 僕だって悲しい…だから 理、僕の分まで生き_」
綾時の言葉が詰まった、理が涙を流しながら綾時にキスをしたからだ。
「……綾時が居ない世界で、俺…やっていけるかなんて、」
「大丈夫だ、理。君には"仲間"がいるだろう?」
〖ドアが開きます。ご注意ください。〗
電車が到着し、ドアが開いた。
「ほら、行って?僕の事 忘れないでね」
「…忘れるわけないだろ?」
理は、電車に向かって歩き出し。電車の中に入った
「理、忘れ物」
綾時は、理に向けてとある物を投げた。
理はそれを受け取った。
それは、ロケットペンダントだった。
「理、愛してるよ。」
「、俺もだ。綾時…」
理は涙を流し、ペンダントを握りしめ その場に座り込んだ。
綾時は、理に微笑みながら優しく言った
「……そんな顔をしないで、きっとまた会えるよ。じゃあね、理」
〖ドアが閉まります。ご注意ください。〗
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「結城さん?起きてください!結城さん!」
「え、?!……天田、?」
「大丈夫ですか、?魘されてましたけど…」
「、大丈夫。不思議な夢を見てたから、」
「そうですか?ご飯できてますので、下で待ってます!」
天田はそう言い残し、理の部屋を出た。
理の手には、夢の中で綾時に渡されたらロケットペンダントがあった。
開いてみると、中には綾時と理が一緒に居る写真が入っていた。
「……また会おうな、綾時。」