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「Mステ疲れたァ〜」
「投稿、投稿……」
いだっあれっなにこれっ。血?頭から?
嘘っ?口から?なんで?死ぬの俺?
歌えなくなる?またみんなに迷惑かけちゃうの?
「がっ……ゔっ……げほっ。」
「とまらな”いっ。」
「りょお”ぢゃんっ!わがいっ!」
ー。も……ー、き!……もときっ!
「んっ?」
「涼ちゃん?若井?」
「やっと起きたっ!」
「なんで泣いてるの?」
「……だって……。元貴あと1週間しかっ……」
「余命が1週間なんだ。」
「はっ?1週間?」
「……。ごめんもう耐えきれない。出るね。」
「涼ちゃんっ!ごめん俺もっ、」
1週間かぁ
fiordもあったしハベルもあったのに。
ceremonyだって、最近終わったばっかりなのに
何一つできないじゃないか。
しかも10も、もうそろそろ出るのに。
なんでなんだよ。
「大森さん……大森さん!」
「はいっ!」
「大森さん、起きましたか……。」
「起きました……。」
「きっちり話します。」
「大森さんの体の中には癌が3つあります。まず心臓と、肺と、膵臓。どちらも全て病状が進みすぎており、大森さんは今終末期です。」
「終末期……。」
「死ぬのかぁ俺。」
「……。」
「私達も最善を尽くします。確実に1種間で死ぬ訳でもないので一緒に頑張りましょう。」
「はい……。」
あぁもう死にたいな。