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こんにちは、GW満喫している主です
GW最高っすね、本当。
※注意書きは必ずお読みください※
注意書き
BL注意
松降
キャラ崩壊注意
口調迷子
何でもいい人向け
それでもいいひとはどうぞ
下にスクロールしていくと作品があります
ドカッと降谷よりも大柄な男達が降谷を投げ捨てるように路地裏の壁に叩きつける。
降谷は手についた血を拭った。大柄な男たちの一人が降谷の足を踏みつける。
「ヒーロー気取りして殴られているの恥ずかしくねぇのか?w」
嘲笑うように言い降谷の腹を殴った。それに降谷は咳込みながらも反論した。
「ゲホッ…恥ずかしくない。そんなことよりも一人に大勢で寄ってたかって馬鹿みたいに殴るほうが恥ずかしくないのか?」
睨みながら大柄な男たちに言った。
「テメェッ!!うるせーんだよ!」
そいつらは何も言い返せなくなったのか、顔に殴りかかってくる。降谷は目をつぶった。が、痛くない恐る恐る目を開けてみると目の前に松田が居て、後ろにいる男たちは全員ボロボロになって倒れていた。それに驚いて
「松田⁉どうしてここに⁉」
と声を上げてしまった。松田は怒ったように言った。
「馬鹿!なんでやられっぱなしでいるんだ!」
松田が怒るのも無理はない。だって元プロボクサーの父から教わった松田のパンチを耐えて見せたのだ。なぜそんなに強いやつがやられっぱなしでいるのか、松田は不思議でならない。降谷はすまない。と言ったのち、
「もう出てきていいよ」
と降谷が言った。松田は
「はぁ?」
とすっとんきょうな声を出し、降谷のことを見つめていると服の中から猫が出てきた。
「あいつら、この猫を殴ると言ったんだ。ありえないだろ?」
降谷はそう言い、猫を抱きかかえた。幸い猫に怪我はないようだ。
「で、お前が代わりになぐられた。というわけか…」
松田が呆れたような安心したような声を出した。
「そういうことだ、すまんな松田。ありがとう」
少し微笑んだ降谷が言った。松田は盛大なため息をついて、降谷を抱きしめた。
「お、おいどうした松田」
降谷が困った顔をして言う。松田は
「お人好しかよ。馬鹿野郎」
と言い、降谷をもっと困らせた。