彰人
「ん?冬弥、行く途中か」
冬弥
「あぁ。折角だから一緒に行くか」
彰人
「おう」
ガチャ
弦月
「あ」
彰人
「?コイツか?」
瑞希
「うん!そうだよ」
冬弥
「おぉ…綺麗な髪をしているな」
彰人
「メイクしてんのか?」
弦月
「!!そう!してるよ!!よく気づいたね!!ファンデとアイライナーとグロスだけなのに!!」
彰人
「だけって…ばっちりしてんじゃねぇか」
冬弥
「自己紹介がまだだったな…
俺は青柳冬弥だ。」
彰人
「俺は東雲彰人」
弦月
「僕は弦月藤士郎だよ
よろしくね」
瑞希
「で、ただ紹介したかっただけなんだー」
彰人
「いやマジで紹介したかっただけかよ!?」
甲斐田
「…あれ、…
ピアスが…!!!
屋上に落とした…?
取りに行かなくちゃ!!」
バタバタバタバタッ
ガチャッ
甲斐田
「…あ」
弦月
「…晴くん?^^」
甲斐田
「え、あ、ぴ、ピアス取りに来ただけだからッ!!」
バッ
弦月
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど??」
甲斐田
「あ、ぇ、な、ナンデショウカ…」
弦月
「なんで泣いてたのかな??」
彰人
「え、泣いてたんすか?」
甲斐田
「え、あ、え、」
弦月
「??^^」
甲斐田
「いやただ怪我して痛かったからだよ…」
弦月
「へぇ〜ぇ?」
甲斐田
「…ッスー」
冬弥
「先輩?」
甲斐田
「弦月!!ほんとだからさぁ!?早く帰らせて!!」
弦月
「うぅん…
まぁ、帰ろっか」
甲斐田
「ホッ…
ん?帰ろっか??え?」
弦月
「ほら行くよ」
甲斐田
「まぁぁぁぁってぇぇぇぇぇぇぇ
まさか、ウチに来るとか…」
弦月
「もちろんその通りだけど?」
甲斐田
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ…」
彰人
「なんか…思ってた人と違ったな」
瑞希
「まぁね…」
冬弥
「やっぱり無口なのは人見知りだからだな」
コメント
2件
甲斐田さんピアスは見つかったのかな?なんか忘れてそうだけど、忘れてなさそう......