どうもぅポルウです。
ちょっと書くのが楽しくなっちゃった//
という事で第2弾です。
言葉選びがクソですがご了承ください。
それでは👋
[お付き合い2日目]
💎「昨日は散々な目にあった…」
長い廊下をとぼとぼ歩きながら
口からポロッと言葉を零す。
💎 (そうだ、デリザスタ様にお礼を言わなければ…)
💎 (昨日は死を覚悟したが、寧ろ少し印象が変わったな…)
傷口はすっかり癒え、痛みもほとんど無いが、
少しくすぐったく感じて、撫でながらデリザスタ様を探した。
🍷「セ〜ル〜坊〜?」
💎「わっ!?…デリザスタ様!」
背後を奪われ
肩をビクつかせながら嬉しそうな表情で見る。
🍷「…な、何その反応〜ウケー(笑)」
食い気味に話すデリザスタ様を少し不思議に思いながら頭を下げた。
💎「先日はありがとうございました。わざわざ医療室まで運んで頂いて…」
🍷「あ〜。そらはいいんだけどさー?」
もじもじしながら照れくさそうに話した。
🍷「…い、っしょに…出かけねー?」
💎「ひぇ、?」
あまりにも予想外すぎる質問に困惑し
少し返答が遅れてしまう
💎「ぁ…えっと、もちろんです。」
🍷「!」
🍷「まじ!?んじゃあ会議終わったら準備しとけ〜」
🍷「この辺の商店街行くからな!!さっさとしろよ〜」
💎「畏まりました、」
そういうと、機嫌良さげに肩をポンと叩き
部屋に戻ってしまった
💎「ぇえ、急すぎ…というか、何故僕なんかと…」
[デリ視点]
🍷「ッはぁ〜、」
酒瓶を机に勢い良く置いては
熱の上がり照る顔を隠し、ため息をつく
🍷「…かわぃすぎ…」
先程のセルの嬉しそうな顔を思い出すと
心音が激しく高鳴り、立ってもいられない
🍷「ンだよ、あの嬉しそーな顔…」
🍷「ぁ”あ〜ガチかわ〜抱きて〜ッ、」
🍷「いや、まだ早ぇーよな…あいつ童貞だろうし?」
🍷「つーかそうじゃなきゃ殺すー」
楽しみな自分が照れくさく
必死に独り言を話し気持ちを落ち着かせた。
[街]
この辺の街は
キッパリ言えば治安の悪い。
犯罪者はもちろんアザのない不正者も沢山いる。
💎「どちらに向かわれるのですか?」
🍷「んー。とりあえず酒買って〜」
🍷「…あー、なんかする!」
恋人らしい事をしたく出かけたものの
気にかけたこともなかったデリザスタにとって、
行き場所なんて考えていなかった。
💎「あはは、そうですか。」
酒屋に行き、杖の手入れをし
初めは直ぐに終わってしまうと思ったが
化粧品を買ったり、新しく服を見たり
案外楽しい時間を過ごした。
🍷「おー!だいぶやったな!」
💎「そうですね、私も外出は久々です。」
恋人らしい事ができ嬉しそうなデリザスタ
💎 (特に何事もなく切り抜いた…あとは帰るだ………)
🍷「…?」
🍷「セル坊?どーした?」
2人が通りかかる橋の先に綺麗な花が
咲き並んでいた。
🍷「おー。めっちゃ咲いてんね」
🍷「欲しい?」
💎「あっ。いえ、そういう訳では」
汚れた街だ。
僕達でも難無く買い歩けるぐらいな。
だからこそ…
真っ黒い街に咲く花がどうも目立って気になってしまった。
🍷「…なぁ。セル坊さ、俺っちの事好き?」
相変わらず急な質問に
目を見開いてしまうセル
💎「はい。もちろん」
🍷「マジ?ビビってるからじゃなくて?」
図星だが、
死ぬ気で表情は変えず「はい」と答え続ける。
💎「寧ろ…デリザスタ様が私に好意を抱いていらっしゃった事が少々意外でした…」
🍷「そーなん?」
🍷「んじゃーセル坊は俺っちのことどー思ってたの?」
怖い。めっちゃ怖い。
そんな事言える訳もなく、デリザスタのことを振り返りながら口を開く
💎「デリザスタ様は…私の主人のようなものでして…」
🍷「セル坊〜!丁度いいわ!一緒にいこーぜ」
💎「…いつも傍にいて」
🍷「あはっ!んだよそれ!マジウケ〜
セル坊おもしれーな!」
💎「…健気で、子供みたいで、」
🍷「俺っちから離れんなよ。よえーんだから。俺っちが守ってやんよ(笑)」
💎「不器用に優しくて、強くてかっこよくて…」
🍷「俺っち…お前のこと好きかも…いや、好きだわ。」
💎「…ぇ?」
🍷「セルは?好きじゃない?」
💎「…私は、」
私は……
💎「だいすき…」
💎「………あ。」
口が滑った。そう思う前に
自分の言っていたことが自分で追いつけなくて
デリザスタの方を見た。
🍷「……………は、////」
まずい。やってしまった。
汗だくで照った顔は初めて見た。
何か言いたそうに口をぱくぱくさせてるが、
言葉がまとまらずいるようだ。
💎「あのっ、すみませんっ…これは、」
🍷「…ぉれ、っち、お父様に、呼ばれてた…かも、」
💎「へ、?」
そう言って
そそくさと帰ってしまった。
急にあんな事言われたら誰だって動揺するか
もっと言葉を選べば良かったか。
色々考えたが。1つのことだけが不安を煽った。
💎「デリザスタ様に、嫌われた…」
袋を持っていた手が緩んだ感覚は途中まであった。
落ちた頃には周りの音なんてなかったから
気づきようがなかった。
2話終了です。
ありがとうございました。
コメント
6件
やっば〜い尊い〜
口角どっかいった(^o^)