十一日目
LANに渡された花の花言葉いつになったら教えてくべるんだろ…
🍍「32432」
🌸「ん?どうしたの?」
🍍「花言葉…まだ教えたくれねえの?」
🌸「うん…」
🍍「そっか」
🌸「ねぇ…なっちゃん…」
🍍「?」
🌸「教えてあげよっか?俺がどうして暗殺者になったか」
🍍「いいのか?」
🌸「うん」
「こさめ達はさ俺の誘いを受けて暗殺者になったけど俺は自ら暗殺者になった。」
🍍「自ら…」
🌸「俺はね昔は普通の学生だったごく普通の俺はその学校でいじめを受けてたんだ。先生も誰も助けてくれなくて、絶望的だったなw」
🍍「……」
何で笑うの?普通話す時もっと辛くないの?
🌸「ずっと怪我とかも沢山して死にたいって思ってたけど死ねなかった…怖くて」
「俺…思うの何で人ってあんなに簡単に死ねって言えるんだろうって」
🍍「!」
その言葉が何故か俺の心に刺さった。今では日常的にある『死ね』と言う言葉。そう日常的になってしまって居る言葉。
🌸「だからね俺は死んだときにどんな絶望感を味わえるのか気になってね俺をいじめた奴を殺した。」
🍍「興味本位で?」
🌸「うん…みこととかは最初殺す時怖くて迷ってたけど俺はすぐ殺した。そいつらがどんな風に死ぬのか気になって」
🍍「……」
🌸「刺した時の感覚が俺の体に癖をつけたみたいで殺すたびに何故か涙が出てくる」
「興味があって俺は殺しているけど…何で涙が出てくるのか分かんないもしかしたら死ぬのが怖いのかな?w」
🍍「……」
LANの顔は絶望な顔だった。俺には一瞬人を殺して返り血がつき全てを踏み躙った顔が見てた。気のせいだろうか。
🌸「もしかしたら怖いのかもね…可笑しいよね散々人を殺してきた癖にw」
「なっちゃんもそう思わない?w馬鹿みたいにだよね?w俺h,」
🍍「…ギュッ」
ここからLAN視点
🌸「…え?どうしたのなっちゃんw」
🍍「何でそんなにっ笑ってんのに涙が出てるの?」
🌸「…あれ?」
気づいたら俺の目には沢山の水が溢れていた。
🌸「何でだろう…涙が」
🍍「お前ずっと人を殺すこと怖かったんだろ?」
🌸「…分かんない」
🍍「分かんないはずがないっ…」
「お前は殺すたびに後悔してるんだよっ」
🌸「俺が…?」
🍍「殺すたびに後悔…いや5240達が暗殺に手を出していく事に後悔してるんだろ」
🌸「………」
そうだ俺はいるま達の事を誘い暗殺者にしたんだ。苦しそうになっているあいつらを俺みたいに人を殺して楽しいって想わせたくてでも…それがきっと逆効果だったんだ。殺すたびにみんなの顔が重くなるのを見て俺も可笑しくなった。いや…逃げたいだけだった。自分の罪を無くしたかった。俺がもしあいつらを誘はなかったら今頃あいつらはもっと楽しかったんだ。
俺はなんでバカ何だろう…
🌸「あ…あぁ…」ポロポロ
「あぁぁぁぁぁごめんなっ…俺のせいでっ皆んなっ、ごめんっ」ポロポロ
俺はただ死にたくないだけなんだろうな。きっと。
🍍「……」ギュー
嗚呼。あったかいな…幸せだよ。
明日 823.531.230.52406.32342
死刑____。
コメント
1件
らんらんの暗殺者だった理由がすごく悲しいですね 皆悲しい過去を持ってるんだ‥もう死刑の日が近づいてるけどなつくんは想いを伝えるのかな? 続きが楽しみです✨