テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
色葉
1,048
桜草🌸
110
ぽてもち。
137
どうも!ヌッシッシです!
今回は、沢山の国を出します!
では、どうぞ!
その日の晩餐会は、最悪の空気で幕を開けた。
イギリスの邸宅に集まったのは、現代の世界を動かす現国たち、そして歴史の裏に消えたはずの旧国たち。円卓に並べられたのは、イギリスが満面の笑みで運んできた「特製イギリス料理」だった。だが、その外見と異臭に、食卓は一瞬で阿鼻叫喚の地獄へと変わる。
🇺🇸「おいJAPAN!正気か!? それを全部食うなんて、お前の胃袋はどうなってるんだ!?」
アメリカが皿を突き返し、悲鳴のような声を上げた。カナダは青い顔で気付け薬を探し、ロシアは珍しくウォッカを持つ手を震わせている。
かつて恐れられたソ連やナチス、イタ王ら旧国たちすらも、目の前の凄まじい物体を前に完全に沈黙していた。
そんな中で、日本だけが静かにナプキンで口元を拭った。彼の皿の上は、綺麗に空っぽだった。
🇯🇵「ごちそうさまでした、イギリスさん。とても、滋味深いお味でしたよ」
いつも通りの、少し気弱で、丁寧な「現代の日本」の微笑み。
だが、その言葉を聞いた瞬間、料理を出した張本人であるイギリスの身体が、微かに強張った。
🇬🇧「……滋味深い、ですか。ふふ、やはり貴方はそう言ってくださるのですね」
イギリスは低く上品に微笑んだが、その目は笑っていなかった。彼はゆっくりと日本へ歩み寄り、その顔をじっと見つめる。
🇬🇧「皆さん、私の料理を『兵器』だの『毒』だのと仰いますが……長い歴史の中で、たった一人だけ、私の料理をそうやって静かに、残さず食べてくれた男がいたのです」
不穏な空気に、アメリカやドイツが息を呑む。
イギリスは日本の座る椅子の背もたれにそっと手をかけ、耳元で、冷徹なまでに確信に満ちた声を響かせた。
🇬🇧「かつて私たちが同盟を結んでいた頃。その男は軍服の襟を正し、今と全く同じ手つきでフォークを置き、全く同じ顔で『滋味深い』と言いました。……なぁ、そうでしょう? 大日本帝国」
会議場が、一瞬で凍りついた。
🇯🇵「はは、何を仰るんですかイギリスさん。私は戦後に生まれた――」
🇬🇧「白々しい嘘を吐くのはおやめなさい、日本。……いいえ、日帝」
イギリスは声を荒らげることもなく、ただ静かに、冷徹に言葉を紡ぐ。
🇬🇧「他人の空似だとでも言う気ですか? 国の体制が変わろうが、纏う服が変わろうが、その『魂の味覚』までは偽装できなかったようですね。貴方が戦後、どれだけ無害な子供のフリをして私たちの目を欺こうと……その気高く、酷く頑固な魂までは隠しきれていませんよ」
🇯🇵「……っ」
周囲の国々が弾かれたように立ち上がる。
イタリアやイタ王は絶句し、ナチスとソ連の目が鋭く細められた。アメリカが
🇺🇸「嘘だろ、日本……お前、あいつ本人なのか……?」
と、裏切られたような、信じられないような声を漏らす。
誰もが驚愕で動けない中、日本は、ゆっくりと、深くため息を吐いた。
🇯🇵「……やれやれ」
ぽつりと漏らしたその声音は、先ほどまでの「無害な青年」のそれとは明らかに違っていた。低く、地を這うような、重厚で威厳に満ちた声。
日本はゆっくりと立ち上がり、かけていた眼鏡を外してテーブルに置いた。その瞳には、現代の光に隠されていた、かつて世界を震撼させた**『日帝』**の、鋭利で圧倒的な眼光が宿っていた。
🇯🇵「まさか、貴方のその壊滅的な料理の腕が、私の仮面を剥ぐことになるとは思わなかったな。……英国」
日帝は口元を歪め、不敵に、そしてどこか懐かしむように、かつての同盟国を見据えた。
卐「ハッ……ハハハ! やはりそうか! 生きていると思っていたぞ、我が盟友よ!」
真っ先に声を上げたのはナチスだった。彼は狂気と歓喜の入り混じった笑みを浮かべ、椅子を蹴立てて立ち上がる。
☭「……フン、道理で戦後の割には立ち回りが老獪だと思った。忌々しい極東の狼め、死んだふりをして世界を騙していたか」
ソ連がパイプを燻らせながら、冷徹な殺気を放つ。
🇺🇸「お前……! 俺たちと過ごしたあの時間は、全部嘘だったって言うのか!?」
アメリカが裏切られた怒りと悲しみで銃に手をかける。しかし、日帝はそんな彼らの反応をすべて見越していたかのように、静かに、だが毅然と言い放った。
🇯🇵「嘘を吐いていたことは謝ろう、米帝。だが、私が過ごした『現代』に嘘は一つもない。私はただ、この国を、我が国民を、二度とあの焦土に戻さないために、仮面を被り続けただけだ。……例えどれだけ頭を下げ、無力を演じようともな」
その背中に漂う圧倒的な覚悟と孤独に、現国たち、そして旧国たちも言葉を失い、ただ静まり返る食卓の中で彼を見つめることしかできなかった。
どうでしたか?
キリが悪いなぁと私も思ったんですが、続きが思いつきませんでした!すみません!
では、Byヌッシッシ!!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!