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第2章 『 秘 密 』
人を殺した時のことを
さっきの事のように覚えている
視界が真っ赤に染まり
赤黒いものが服に付着する
血液独特の匂いが鼻につく
ぬるっとした感覚が忘れられない
身体は重りがのかっているかのように重く
殺したもの達がこちらを見ているような
そんな視線を感じる
悪夢はずっと続く
覚めたい覚めたいと願って
悪夢から覚めても
シャロン「………ギュッ…」
シャロン「…カツカツッ……」
mb「ねぇッ…あの人ってッ……コソッ…」
mb「やめとけッ!我々まで巻き込まれるぞッ…!コソッ…」
あれから数週間
ラボ内で私はまさに疫病神そのもの
冷ややかな瞳が無数にこちらを見つめる
けれど別に何も思わない
やってしまったのは事実で
罵られても怖がられても仕方がない
「おや、シャロンくんじゃないか」
シャロン「プレストン博士…!今日はてっきり会議の方かと…タッタッタッ…!」
プレストン・ウィラード博士
私に手を差し伸べて下さった人
いわば命の恩人である
彼は自分の願いを叶えるために
私を利用すると言っていたが
私はそれでも構わなかった
それが私の目的と一致したとも言えるが
それだけじゃない
あの時のあの人の瞳が
瞳の奥底に見えたあの光が
プレストン「…︎︎キランッ……」
シャロン「あぁ、それから被検体1170の~~~…」
プレストン「~~~~~…」
mb「……にしてもプレストン博士は相変わらずの変人だ…」
mb「それを言えばエリオットもじゃないか…?」
mb「ここはマッドサイエンティストしかいないからな……はぁ…」
人の心が多く漏れるここは
プレイケアの更にしたにあるラボ
優秀な研究員たちが集まる場所
だが、研究好きと言っても
全員が全員快くやっているわけではない
ハーレー「カツカツッ……」
シャロン「…カツカツッ……」
あの日から
私はプレイケアでは
子供達からは辞めたと知らされ
職員たちには死亡したと知らされた
私は忘れ去られる
そんな存在になった
シャロン「よいっ…しょ…ドサッ!」
シャロン「あとは……」
子供たちはきっと
私を忘れて新しい職員と
楽しく上で過ごしていると考える
私はそれだけで十分だ
もうこれ以上
彼女は死んだらしい
まさか1人でやるとは思わなかった
罪人を憐れむくせに
噂では3人程殺したとか
mb「おはようございます、レオさん」
レオ「うん、おはようニコ」
そう思うと
彼女はラボに行ったんだと推測できた
人を殺してでも
彼女は真実を伝えようとした
人は嫌いだけど
してくれた事への気持ちは
ほんの少しだけ
嬉しかった
レオ「……まぁ…君らしい最後だね…クスッw」
嘘つきだらけのここで
僕も彼女も嘘つきだ
嘘をついてつかれて
騙し続ける
子供大人も関係ない
レオ「あぁ…でもそれだと……チャラッ…」
「███くん!これあげる!」
その頃はまだ綺麗だった
この会社が作った
グローヴィーというおもちゃ
それをくれた少年
███「でもこれ…▓▓▓くんの大事なやつじゃないの……?」
「うん!だから…だから大事にして!僕のこと忘れないでね!ニコ!」
「僕の宝物は!僕の大事な友達の███くんがもってて!」
忘れてない
忘れられないよ
もっと早く気づいていれば
あの日君を連れて逃げた
そんな言い訳を
レオ「…君は子供達には…嘘ついていなかったね……ギュッ…」
馬鹿馬鹿しい
ただの協力関係
情を抱いたわけでは無いが
いっそ極悪人であって欲しかった
そうであれば
レオ「……今じゃないって言ったのは君じゃないか…ボソッ…」
届くことがないからこそ
それを呟いた…
シャロン「……ナデッ…」
子供たちの写真を見ると
胸が苦しくなる
酷い時は呼吸が乱れて
シャロン「はッ…はッ……!グッ…!」
シャロン「…水ッ…水どこッ……ガサガサッ…」
息が荒くなることも多々ある
それくらい
私はあの日だけでなく
今までにずっと囚われている
あの日がきっかけになっただけで
私はずっと息がしづらかった
シャロン「ゴクッ…ゴクッ……」
最終的に孤児たち専用の精神科医が
私を週1で見ることとなっている
シャロン「はぁ”ッ…はぁッ……!」
シャロン「助けなきゃッ…救わなきゃッ…!」
呪いのように私の背後にいるのは
親しい男の人とは喋れるんだけどもさ
こうなんだろ
まじで親密じゃないと
男に近寄らんで欲しいと思うのだよ
あ
イケメンはさ、目の保養ですよ???
あと普通に女子の目がこえーよ
もはや獣の目ダヨ…
next♡↪︎500
コメント
2件
私(レオシャロ過激派)からしたら、レオさんのCVは石田彰さん・緒方恵美さんあたりで、シャロンさんのCVは林原めぐみさん・坂本真綾さんあたりだとめっっっっちゃ嬉しい
やっぱりPigさんの作品奥深いし、考察が沢山浮かび出てくるそんな所が何故かクセになる!!イイネ&フォロー失礼します