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旅館に着いた。
中に入ると思ったよりも設備が整っていて高級そうな感じでビビる千空。
千空が辺りを見渡している間、ゲンはフロントで早速チェックインしていた。
手続きを終えたゲンは部屋の鍵と謎の箱を貰った。
「千空ちゃーん!鍵貰ったから部屋行ってみよー♪」と千空を呼んだ。
「いつの間に…メンタリスト様は仕事が早いな笑」と言った後二人は部屋に向かった。
部屋に着いた。
鍵で部屋に入ると、綺麗な和室が広がっていた。
「え、ゴイスーで広くない?!あ、部屋に露天風呂付いてる♪」とゲンが声を上げる。
「風呂に繋がってるこのドアは何だ?」と言ってその扉を開けると、そこはベッドルーム。二人は同時に固まった。
…ベッドが一つしか…ない。
てっきり二つある物だと思っていたのに一つしかない。好きな人と同じベッドで寝るなんて…///
何となく千空は大樹に貰ったチケットを取り出した。よく見てみるとバカ小さい字で「カップル用♡」と書かれている。
ゲンも何となくフロントで鍵とセットで貰った謎の箱の蓋を開けた。中には夜の営み用グッズたちが入っていた…。
ゲンは秒で中身を確認して勢いよく蓋を閉めた。
ていうか、風呂からベッドに繋がっているのも風呂に入った後すぐベッドに直行して”する”ため?…。、、
「え、えっと、このベッドジーマーで大きいし二人で寝ても…大丈夫…だよね(?)」とゲンが言った。続けて千空も「あ、あぁ、も、問題ねぇ…//」と言っているが内心恥ずい。
一旦無かった事にした二人は和室のテーブルが置かれている所に座った。
「いや、まさかカップル用だとは思わなかった…//。悪りぃな、ゲン……///」と千空が謝る。
「謝らないでよ、千空ちゃん。その、全然嫌じゃないし…//」とゲンが優しい声で答える。
「そう…か///」と千空が言ったと同時に
嫌じゃねぇんだ。と、気恥ずかしいのに素直に嬉しいと思った。
「あ、そういえば俺千空ちゃんに渡したいものがあるんだよね♪」と話を切り出したゲンは例のガラス細工の店で買ったあのネックレスを取りに行こうとした。
「あ”?てめぇもなんか買ったのか?」と言った千空。
「え、?千空ちゃんも何か買ったの?」と質問を質問で返したゲン。
「今日一日中ゲン、てめぇーに払わせてばっかだったから。…その、買ったんだよ////」と千空は恥ずかしいが気合いで言ってみた。
「えぇー?!千空ちゃん、俺のために買ってくれたの…?!…//」
と言う事で二人一気にプレゼントを渡す事になった。
せーの!!と言うと同時にプレゼントを一斉に渡した二人。
二人ともお互いが買ったプレゼントを見た。
「わぁー✨ゴイスーでいい感じのネックレスじゃーん、!って、俺もネックレス買ったんだけど?!」とゲンがビビる。
「マジか、あんな沢山の店回ったのに同じ店でお揃いのネックレス買ってやがる。」と千空もビビる。
「あは、俺ら仲良すぎでしょ笑ありがとう千空ちゃん♪」とゲンが笑う。
「てめぇーの恩を返すために買ったのに…笑
まぁ、でも、大切に使う…///」と千空も笑う。
ひと段落したところで、二人は夕食の会場に行った。