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#異世界転移
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コメント
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え〜っと、佑里香さん視点、めっちゃエモかった!!😭💕 水島くんがわざわざ閉店間際に来て、素直に謝って、しかも「お幸せに」って送り出してくれるのがもう切なすぎる……!! でも最後に睦月くんからマルヨーの朗報聞けて、佑里香さんが飛びつくシーンで私も思わず「やったー!!」って叫んじゃったよ🎀✨ ふたりの絆が確かなものになってきてて尊い……!! この先もずっとずっと応援したくなるエピソードだったよ〜!
閉店間際のこと。すでに片づけを始めようとしていた店内に入ってきたのは水島君だった。もうすでに他のお客様は帰った後で、昨日と同じ状態だ。
「ごめんね、閉店間際に」
「ううん。まだ時間あるし大丈夫よ。水島君……もうお店には来てくれないかと思った」
本音だった。あんなに嫌味な水島君は初めてだったし、どうして彼があんなに攻撃的だったのかは私にはわからない。でも、また来てくれて嬉しいな。
「やっぱり折り紙の定食、食べておきたくて」
「ありがとう。さ、座ってよ、どうぞ」
「歓迎してもらえるとは思わなかった。すごく失礼なこと、たくさん言ったからさ……」
水島君は申しわけなさそうに謝ってくれた。
「気にしてないよ。ビジネスが無情だと言うことはわかっているつもりだから」
「商売人だね。さすが」
水島君は満足そうに笑って、だし巻き玉子とお任せのおかずを頼んでくれた。
おいしい鯛がまだ残っていたのでグリルで塩焼きにして、彼の好物のチキン南蛮を少し、ご飯とお味噌汁、小鉢を2品つけて、玉子焼きと一緒に持って行った。
「お。焼き魚♪ チキン南蛮まである」
水島君は嬉しそうに食べている。
「折り紙の玉子焼きは世界一うまいね。和食最高」
「褒めすぎー」
「いや、ほんとにうまいよ」
今日は彼から刺々しさは感じられず、私がよく知っている水島君だった。始終たわいもない話で盛り上がり、楽しい時間を過ごした。
「ごちそうさま。うまかった」
「お粗末様でした」
「えっと……これから忙しくなるから、当分来れなくなると思うんだよね。だから、ありがとう」
そっか。フジノと決められたスーパーの合併話でいろいろと忙しくなるものね。
「ううん。来てくれて嬉しかったよ。またいつでも食べに来てね」
「ありがとう、天川佑里香さん。またね。天川社長とお幸せに!」
水島君は代金を置いてこちらを振り返らずに帰って行った。
彼が帰ったので本格的に電気を切ってしまおうと思って外に出ると、睦月君が立っていた。
「水島さん、帰った?」
「あ、ええ。帰ったわ。待っていてくれたの?」
「まあね。邪魔したくなかったし。でも、どんなこと話したの? 気になるなぁ」
一緒にお店に入りながら睦月君が私に聞いてきた。
「昔話よ。一緒のクラスになった時のことや、当時の恩師がどうされているかっていう他愛もない話しかしていないよ」
「……そっか」
「あと、睦月君と幸せになってね、って言ってくれたの。嬉しかった」
「水島さん、そんなこと言ってくれたんだ……」
睦月君は目を細め、切なそうに眉を寄せた。
「どうしたの? なにか、変なこと言った?」
「いや、なんでもない。それより、先生に報告があるんだ」
睦月君が嬉しそうに笑っていたので、いい報告の予感がした。
「まだ正式には言われていないけれど、フジノの受託企業、マルヨーに決まりそうなんだ。缶詰事業を進めてくれるって、今日、水島さんがTENGAに来て言ってくれてさ」
「うそっ……ほんとうに!?」
「ああ、もちろんだよ! これで――」
私は嬉しくて睦月君の胸に飛び込んだ。
「これで……マルヨーさんがなくなることもないのね? ずっと、みんな、安心してスーパーで働けるのね……」
嬉しくて涙が出た。仕事がなくなるかもしれない、という恐怖は、赤字を経験し続けてきた人間だからとてもわかる。うちの仕入れだけでは、とてもマルヨーさんを立て直すことはできない。でも、睦月君がマルヨーさんの危機を救ってくれたんだ。