【 五条side 】
___1週間後
暁「中国の武器職人に問い合わせたら、売った数とウチに納品された数が合わないらしい。」
暁「呪詛師に売ったと推測できる。」
五条「俺は奇妙なやつみっけた」
五条「なんで脈々と地位が上がっているかがわかったぜ」
暁「へえ。」
五条「瀬戸家は代々、自分の家より位の高い家から嫁に貰ってる」
五条「今回はお前ん家。」
五条「そして、どの嫁も嫁いでから連絡が途絶えたらしい。」
五条「これは今のアイツにも当てはまる。」
暁「うん。結構集まったね。」
五条「これで親父達を説得できる。」
暁「いつにする?」
五条「三日後」
暁「随分早いね」
五条「善は急げだろ。」
____3日後
五条父「こんにちは。真昼殿。」
真昼「……暁、さては嵌めたな?」
暁「やだなぁ〜そんなんじゃないよ」
三日後予定通り
親父達を集めた。
俺の親父にはもう既に訳を話した。
真昼「五条家と会う理由などもうない!俺は帰る!」
暁「待ちな。今回集まってもらったのは宵の件だ。」
真昼「宵、、」
暁「まず、アンタは誤解してる」
暁「五条家は反乱なんて起こさない」
暁「冷静になってよ。御三家である五条家が反乱を起こす理由ってなに?なんの利益もないでしょ」
五条「ひとまず、そのデマ情報はどっから出たんですか。」
真昼「…瀬戸家当主からだ。」
真昼「納品日に話す機会があって、そこで、」
瀬戸「そういえば、真昼殿。こんな噂はご存知ですか?」
真昼「噂?」
瀬戸「はい。ここだけの話、近頃、五条家がウチから大量に呪具を買っておりまして…反乱でも起こすのではないかと騒がれているんですよ」
瀬戸「おたくのお嬢さんは五条家に嫁ぐと聞いて、心配で心配で…」
五条父「うちはそもそも瀬戸家と取引をしていない。」
真昼「……っ__すまない。」
親父に土下座する当主。
真昼「アイツに被害が及ぶと思って、焦ってしまった。」
真昼「本当にすまない…!」
五条父「……顔を上げてください。」
五条父「過ぎたことは水に流しましょう。」
五条父「貴方も父親ですから。娘を心配するのは当然の事です。」
真昼「…寛大なお心に感謝する」
拝啓 “ 全然話に出てこなくて拗ねているであろう ” 君へ
お前ら親子は本当に
不器用だと思う。
もっと話せつーの。
コメント
3件
全然話に出てこなくて拗ねているであろうwってwwwww てか、ストーリーめっちゃ出すのはやっ!めっちゃ尊敬します!見習わないと、