【 五条side 】
五条「さてと、和解も済んだところで本題に移りましょう」
五条「まず、俺らはアイツを奪還したい。」
暁「瀬戸家に嫁いでいいことなんてなにもないよ。」
暁「祝言には親族でさえ呼ばれないし、」
暁「連絡が途絶えるしね。」
五条「瀬戸家は呪詛師と繋がりがあることが明らかになった。」
五条「…そこで、高専呪術師にも依頼した。」
暁「出来れば祝言前にしたいんだけどね〜」
暁「恐らくだけど、祝言には呪詛師達も呼ばれてる」
真昼「何のためにだ」
暁「はぁ。これだからハゲは」
真昼「ハゲって言うな。頭が爽やかなお父さんと呼びなさい。」
暁「見せびらかす為だよ」(←無視)
暁「 “ 時透家の勢力が手に入った ” ってね。」
真昼「小癪な真似を…」
暁「だからこそ、祝言の真っ最中に全員捕まえる」
暁「でさ、知っての通りだと思うけど、瀬戸家は結界が何重にも貼ってある」
暁「場所はまあなんとか見つかるとして、」
真昼「そこをどうするか、か。」
五条「…結界解くのはお前しかいないだろ。」
五条「結界にとって天与呪縛者は透明人間みたいなもんだろ。」
暁「うん。それはそうなんだけど、出来るだけ中の様子を知っておいたほうがいいでしょ?」
五条父「たしかにな…細かいところはまだしも、祝言会場は見つけておいたほうがいい。」
五条「それなら、いい人がいるぜ。」
五条「大金注ぎ込まなきゃいけないけどな。」
真昼「と、いう訳です。」
暁「貴女にもぜひ協力してもらいたい。」
暁「_____冥さん。」
冥冥「なるほどね。結界があるから、烏を巡回させる訳か。」
暁「金ならあります。」
冥冥「へえ。どのくらい?」
真昼「1000万。」
冥冥「…高すぎじゃありませんか。」
真昼「大事な娘の命がこれだけで救えるのなら安いものです」
冥冥「…乗った。」
冥冥「暁くんはまだしも五条くんまで宵のことで必死になるとはね。」
五条「なってないですよ。」
五条「狙ってた獲物が横から盗られたから盗み返そうと思って。」
暁「……それ、どっちの意味で言ってる?」
五条「さあ。」
拝啓 “ 獲物 ” の君へ
盗みに行こうと思います。
コメント
2件
キャー!!かっこいい!
私も盗まれたいっ((((((殴