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ゆき
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『まるでわたあめみたいだね』
夢じゃなかった! 続編
あの2泊3日のロケを終えて1ヶ月ほど経った。
つまり晴れて恋人同士になって1ヶ月記念ということだ。
あれからなにか変わったかと言われれば、ひとつだけある。それは、ところ構わず勇斗が手を出してくるのだ。全く本当に困ったもんだ。
「…まって、勇斗、…誰か来ちゃう…!」
「大丈夫だって、仁人が静かにすれば」
俺らふたりしか乗ってないロケ車の1番後ろ。
窓際までじりじり追い込まれて逃げ場なんてない。にやにや笑っている勇斗はえらく楽しそうにしていたが、いつだれが来るかわからないこの状況に冷や汗すら出そうだというのに笑ってなんていられない。
「なにそれ、そういう問題じゃない…っん」
窓に後頭部がぶつからないように勇斗の手が添えられて、グッと顔が近づいてきて、やがて唇が重なった。ちゅ、なんて可愛らしいリップ音がしたのも一瞬だけで、その後すぐに勇斗の熱い舌先が隙を狙って入り込んできた。じゅるっと舌を吸われて、歯列をなぞられて、口腔内を好き勝手に犯されていく。
胸元を抵抗するように強く押してもびくともしない。そもそもパワーで勝てるわけないのに。
勇斗とのキスが気持ち良くて頭がボーッとしてきちゃう。この強引な感じも実は嫌じゃなかったり…もっと、って応えるように舌を差し出したら、はしたないって思われちゃうかなぁ。
「…ッん、はやと、……も、もっと…」
「…なぁに、俺とのキス好きなの?」
「…うん、す……」
き、…と言おうと思ったその時、ロケ車のドアが開く音。瞬時に俺はフルパワーで勇斗を押しのけた。
「あれー?仁ちゃんと勇ちゃんいる?」
聞こえてきたのは舜太の声だった。
ひょこっと顔を出して自分たちを探しているようだった。
「ここ、ここにいるよ…」
「なんだよ舜太、いいところだったのに」
「バッ、バカバカ…!言うなって…」
なんてこと言うんだとコソコソ声で止めた。
そんな焦ってる俺を見て勇斗はクスクス小さく笑ってるのだ。
「ふたりともいないからどこかなってみんな探してたんよ、先に車乗ってるなら言ってやー」
「ごめんごめん」
「気をつける…」
またある別の日では。
「……んぁ、…勇斗、こんなところで、ダメだってばぁ……ッ」
「いいじゃん、スリルがあって…ほら、声抑えないと誰かにバレちゃうよ?」
「…んんっ、もういや……ぅあ、…」
「本当に嫌なの?じゃあやめちゃおうっかなぁ」
ずるん、と勇斗の質量のある硬い陰茎が抜かれる。刺激で満たされていたものがなくなって、下腹部がきゅんと切なくなる。ぐずついたところが勇斗のものが欲していて甘く疼いていた。
なんでこんなことになっているのかというと…
収録終わり、あとは帰るだけだというのに勇斗に呼ばれて連れ込まれたのはあまり利用する人がいない男性用トイレの1番奥の個室。
「なに勇斗、どうしたの…」
ガチャンと鍵を掛けられる。
向かい合わせになれば、両肩に手をおかれ、いきなりキスをされた。
「…んっ、…んぅ、…ぁ、」
「…ふっ、ごめん、今日収録中ずっと仁人のこと考えてたら、こんなんなっちゃって」
片手を勇斗につかまれて下半身に伸ばせば、そこは大きくて硬く反応している…つまり勃起しているのだ。
「……えッ!?…なんでっ……」
「仁人とエロいことしてる時のこと想像したらムラムラしちゃってさ、だから、しよ♡」
「仕事中なに考えて……っあ!やめろって…」
スボンのベルトを器用に外され、ずるっと下着もズボンも一緒に脱がされる。急に肌が露出され少し寒くて身震いした。
「…ダメだって…家でしよ?こんなんところじゃ、」
「無理、待てない。ってか、仁人だって反応してんじゃん」
「ひゃぁ!急にさわんなッ」
晒された緩く反応してる局部を勇斗の指に触れられる。びくんと大袈裟なくらい反応すれば勇斗はとても嬉しそうだった。
「俺さぁ、いつでもどこでも仁人とヤレるようにゴムとローション持ち歩いてんだよね」
「はっ!?」
「見てほら」
ゴソゴソとズボンの後ろポケットから出されたのはコンドーム1枚と小さいボトルのローションだった。
「……なにそれ…」
「えへ、カバンにいつも入れてんだ♡怒んないで仁ちゃん♡」
「可愛い声出したってダメでしょ…怒るというか、どちらかというと呆れてる…」
「ごめんなぁ〜頭ん中エロいことでいーぱいだからさぁ」
「…んぁ、ちょっと!…ほんとにだめ、」
「…シー…誰か来た」
「えっ、うそ、」
自分たち以外の足音が聞こえた。
やがてキィ…っとトイレの出入り口のドアが開いた。
「ちょっと、勇斗、どこ触って…!」
「ほら自分で口押さえて、声出ないようにして」
「んん〜〜ッ!」
誰かがトイレで用を済ませる音がする。
バレないように必死に声を抑えるが、なんせ勇斗の動きはとまらない。
壁に片手でついて、もう片手で自分の口を強く塞ぐ。ローションを指先にたっぷりつけてそれを締まってる穴へ触れる。くちゅ…っと濡れた音がして勇斗の男らしいゴツい指先が1本、2本と根元までゆっくり挿入を繰り返す。
「……っん、んんッ、ぅあ、…は、やと…」
「声、聞こえちゃうってば」
「だってぇ…」
時折指が気持ち良いところを掠めるもんだからその刺激で足が震えて、立ってられなくなる。
手で口を塞げなくなったりして声が漏れてしまうもんだから、今度は勇斗の唇で塞がれた。
しばらくするとトイレの流水音が聞こえて、用を終えたのか出ていく音が聞こえてホッとひと安心した。
「…行った?」
「行ったんじゃない?仁人のここ、ずっと離してくれなかったね」
「…もう、いい加減にして……」
ゆるい刺激に物足りなくなる。つい勇斗の指をきゅうっと締めつけてしまうと耳元で「気持ち良い?」ってわかってるくせにわざと聞いてくるのが悔しい。
気持ち良い、気持ち良いけど、早く欲しい。
こくこく…って正直に顔を縦に振れば「俺の欲しい?」なんてニヤけてる勇斗はいつの間にか勃起したものにゴムを被せていた。抜かれた指が恋しくて穴をくぱくぱさせてしまう。次の瞬間、先端を宛がわれてぐちゅっと音を立て挿れられた。だが、いつも奥の方までくる衝撃がこなくて不思議に思い勇斗の顔を見たらそれはもう悪戯っ子みたいな表情をしていて。
先っぽをくちゅくちゅと挿れたり抜いたりを繰り返される。浅めの挿入に疼いてしまい腰を揺らしてしまえば「腰がエロいよ仁人」なんて囁かれて腰をイヤラしく撫でられて涙がぽろぽろ出てくる。
もういい、エロくてもなんでもいいから、勇斗のが欲しい。
塞いでた手を離して両腕を勇斗の首の後ろへまわして抱きつくように近づく。
「お願い、奥まで…挿れて?」
眉を下げて物欲しそうな、そして涙で濡れてきらきらしてるそんな目をしちゃうから勇斗は可愛くてついつい意地悪してしまうのだ。
「あーもう、仁人が悪いんだからな」
「……?………っあぁあ!!」
壁の方に体を向けてお尻をこちらに向けるようにし、腰をがっちり掴んで一気に根元まで突いてあげた。欲しかった衝撃に喜ぶかのように仁人は背中をしならせる。ぱん、ぱんと肌がぶつかり合う激しい音が響き渡る。もう夢中だった。誰が来ようがどうでもいいや。
深くまで入り込んでくる勇斗のものを離したくないとばかりに仁人に締めつけてられて、早く出したいとばかりに腰の動きを早めてしまう。
「はぁ…バックだと仁人のもちもちのお尻撫でられるから好きなんだよなぁ」
「…んぁ、…っあ、ぁアッ、やめて、やだっ、お尻のこと言うなッ」
「恥ずかしいの?かわいいねぇ、大きいお尻好きだよ…まぁ仁人の全部好きなんだけどね」
「…んんッ、もう、あ、はやと、…はやとぉ…」
「いいよ、一緒にイこ…」
気持ち良いところを狙って突けば仁人は必死に声を抑えながらも高い声で喘ぐ。ぞくぞくする。俺ので仁人が気持ち良くなってるんだと嬉しくなる。普段強気な仁人はセックスの時はなんだかんだで甘えたになるからそれはそれで可愛いから良いんだけどさ。
「イく、…イっちゃう…ッ…ぁあっ、!」
「俺も…ッ」
「……っん、ん…」
律動が段々早くなっていき、下半身を強く押しつけてゴム越しに射精した。びくびくと脈打つ陰茎の感覚にうっとりとしている仁人に
口付けをした。
「やっぱ2枚持ってくればよかったな、ゴム」
「…ばかばか!もうダメだからねさすがに」
「もっかいやりたい…俺はやる気満々なんだけど…ダメ?」
「……ここは嫌…勇斗の顔見えないから…」
「はっ……」
「勇斗の家、行こ」
「……おう…」
嬉しそうにして仁人からキスしてきた。
あぁもう、こういうところが本当に可愛くてどうにかなりそう。抱きしめてあげてちろっと遠慮気味に舌先を差し出してくるので応えてあげる。
仁人とのキスは甘い。
全部が甘くて溶けそう。
ふたりの夜はまだまだ長い。
終
リクエストして頂きありがとうございました。夢じゃなかった!続編でした。このお話のふたりの雰囲気だしっかり出ているかどうかも不安です…
リクエストにお答えするのは初めてなもので想像通りのものか出来ているかとても不安です……
甘々〜な雰囲気出せたでしょうか……汗
いやいや言いながらも手出しされるの実は嬉しかったりするjntさんです
コメント
1件
続編ありがとうございます😭 💛さんとーーっても可愛くてどストライクでした!