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それから数ヶ月後
甲斐田はほぼ神になっているようなものだった。
【もうそろそろいいかのぉ】
『本当ですか?』
【晴れの子よ
お主はよう頑張った。
加護を授けたらお主は神になる。
覚悟はよいか?】
『はい』
【終わったぞ
はようあの子達のところに行ってあげなさい】
『ありがとうございました!』
神は微笑んで送り出してくれる。
『まずは長尾に会いに行こうかな』
「……もうそろそろ半年か、」
『…これから側に居るからね』
「!?…晴の声?」
甲斐田は弦月の家へ足を進める。
「え?晴くんの好きなところを言ってほしい…?
えっとね、まずは_」
『…はっず…』
「後はね、晴くんの屋敷で遊びに行ったらあったかく迎えてくれるんだよ…グスッ」
『ごめんね、藤士郎、…』
甲斐田が頭を撫でると弦月は夢の世界へ行った。
《え?寝落ち?》
《いだはるのこと大好きなんだね…》
《声聞こえなかった?》
『…おやすみ、藤士郎。いい夢見てね』
《甲斐田、?》
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