テラーノベル
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☕️side
セイトにダンスの大会に誘ってもらい、その後2人で喋ってからさらに仲が深まった気がする。
今まで部活に人が入ってきてもなぜかすぐに辞めてしまうことが多かったから、後輩でこんなに仲良くなれるやつが入ってきてくれて正直めちゃくちゃ嬉しい。あいつなんか大型犬みたいで可愛いし。
早速セイトからどこに行くかのLINEが来て顔が綻ぶ。こいつ俺のこと大好きやん。そう思いながらまあ俺もかとすぐに返事をする。
ちょうど見たい映画があったので一緒に見に行く約束を立てた。
ーーーーーー
🐰side
カイリュウと映画に行く約束の当日。緊張してあまり眠れないまま待ち合わせ場所に急ぐ。早く来すぎたと思い、どうしようと考えていると後ろからワッと驚かされる。
「〜〜!!びっ、くりしたあ〜!驚かすなよ!」
「いやアホみたいな顔で待ってるからビビらしたろ〜と思って笑」
イタズラっぽく笑うカイリュウにドキッとする。も〜なんやねんこいつ可愛すぎるやろ、、
少し時間を潰したら上映の時間になった。
ーー映画を見終わって2人でカフェに入る。
「いや〜おもろかったわ〜!特に最後のシーンな?正直俺うるっとしてもうたわ」
隣のカイリュウが気になりすぎてあんま内容に集中できなかったけど満足そうに感想を話す姿に俺も嬉しくなった。
まだ時間あるけどどうする?と2人でこの後の予定を考える。
ハッと思いついたようにカイリュウが口を開き、俺ん家くる?と話す。
「え”?!カイリュウん家?!」
「なんちゅう声出してんねん笑 今日親おらんし、全然ええよ」
まさかの提案に開いた口が塞がらない。驚きがおさまらなかったがこんな機会ないと思い、すぐに了承した。
ーーーーーー
「お邪魔します、、!」
恐縮しつつ部屋に上げてもらう。ドアを開けるとギターやたくさんのCD、映画のDVDやキャラクターのフィギュアが置いてある。こんな感じなんや、カイリュウの部屋って、、。
緊張しながらもカイリュウにギターを教えてもらったり、雑談して時間を潰した。
これ買ってまだ見てへんねんとカイリュウが映画のDVDを手に取り、プレーヤーに入れた。
2人で並んでそのまま映画を見始める。
「こ、こういうシーンもあったんやなこれ、、」
見進めていくうちに生々しいシーンが始まり、2人とも思わず気まずくなる。
気まずさを誤魔化すようにカイリュウが俺一旦トイレと席を立とうとするとバランスを崩し、俺に傾れ込むように倒れた。
「ご、ごめんセイト!!痛ない??」
佐野いちご
95
慌てて謝るカイリュウの顔が今にも触れそうなほど近い。その距離に前のことを思い出し、顔が熱くなる。
キリッとした流し目に透き通るような白い肌。うっすらとピンクがかった頬に思わず息が止まるーー。
「セイト、、?」
戸惑ったように声をかけるカイリュウにハッとして大丈夫と返事をする。
当然その後も映画に集中することはできないまま、解散の時間になった。
気をつけて帰れよとカイリュウに送り出してもらい、帰路に着く。
帰り道も1人さっきのことを思い返して心臓が高鳴ったーー。
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☕️side
セイトとの1日がめっちゃ楽しくて思い出して思わずニヤける。てかめっちゃ俺の映画付き合わせてたけど大丈夫だったかな?
なんて考えていると先ほどのことを思い出す。
やけに生々しいシーンが始まって、気まずさを誤魔化したくてトイレに行こうとしたらセイトに倒れ込んでしまった。
顔を上げると目の前にセイトの顔があって思わず動揺した。改めて見るセイトの顔は男らしい綺麗な顔立ちで、そんなことに気がつくと心臓が早まっていることに自分でも気がついた。
「なんでドキドキしてんねん俺、、」
ポツリと漏らした後、この胸の熱さを消すように風呂に入り、布団へ潜ったーー。
コメント
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第19話、読んだよ〜! カイリュウとセイト、どんどん距離縮まってて尊すぎる…☕️🐰 映画のシーンで倒れ込むとか、ずるくない?あの距離で顔見たらそりゃドキドキするよね…。 「大型犬みたいで可愛い」ってカイリュウのセリフ、笑ったけどめっちゃ分かる(笑)。 あと、両視点で同じ場面の心の動きが違うのが本当にいい…! 次、どうなるんだろ。このふたりの空気、ずっと見ていたい〜💭