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kid×kgm、曲パロです
【曲:花餐症-楽園市街】
素敵な楽曲お借りしました
加賀美が病人です
死ネタです
心中です
キャラ崩壊・解釈違いが許容できる人だけ見てください
なんでも許せる人向け
静かな病室。加賀美は窓の外を向いていた。甲斐田は自身の持ってきたプレゼントを出そうと鞄の中を探しているが、中々見つからない。
「天国は遠いね、甲斐田さんはどう思います?」
ぼやっと呟いた。
「……」
甲斐田の手が止まった。
微笑えない冗談が、積み重なっては崩壊される。
加賀美から見える病室の車窓は目映いきらめきで満ち足りていた。
「外に出たい…」
またぼんやり呟く。
仰せのままに
二人で外に出ると、君はいつも笑ってくれる。
いつもの倫理など投げ飛ばして、破綻した言葉を並べる。そしてよく僕たちの行き着く果ての理想を話す。
「社長はもう、妄想癖なんだから…」
「いいでしょう、貴方もこんな妄想を許してるんですから同類ですよ」
微笑んでそう言う。
いい。社長のためなら、なんでもしてあげる。どんだけ振り回されても付き合う、僕たちの行き着く果てが社長の言うそれでも、社長のためならしてあげる。
「…棄て切れないよ」
笑って言う。
飛び乗った白線、水銀燈
貴方から漏れる藥效成分の匂い、芳香臭
眞赤に點滅るネオンライト、
「少し不安になりますね」
穏やかな顔でそう言う貴方。
「犠牲だって、アンドロメダになっても、僕は厭わないから。社長のためだよ」
笑ってそう言う。
汽笛が鳴る
「…へへ…社長、こてんぱんに怒られちゃった」
「…もう、甲斐田さん、私のために無理しすぎです」
じとっと僕を見る。
马兰花に襲われた硝子窓、コンクリート
瓦礫が散る待合室。過不足なんてない。
物靜かな箱庭は
甘いエチレンで腐り果てていた
「イーペルのように、笑」
ふと、寂しそうな表情の社長の頭に手が伸びた。
「…甲斐田さん」
「…ふふ、あははっ」
笑いが漏れる。
「はぁ…、もう全部やめちゃいたいなぁ、社長の言う行き着く果てに行きたい…」
神経細胞を切断して、最期へ。
「…ふふ、甲斐田さんはなぁんでそこまで私のことが好きなんですかね」
「私も、延命機構でただ生かされているだけなので…、ただ苦しむだけの延命なんて、虚偽の救いだと思いません?…本当の救いは…」
触れる禁忌 奪う心理
「こんなせかいにどうして?」
透明な言い訳を溢ぼして
「…もう、全部やめにしちゃおうか」
笑ってそう言う。
ウヱディングドレスを倣った
ブルーシートを纏って
密やかに噛んで誓って
「名前を教え込んで?」
灌がれた珈琲ドリップのようにポタポタ落ちる点滴。
誰も居なくなったメリーゴーランド。
*天国まで*
「ねえ 迎えに来て?」
袖を摑み寄った
斯の狹い部屋で
頬を沿った理由は
「貴方」
#njsj BL
コメント
1件
ひゃ〜〜〜〜!!😭💔💔 読んじゃった…これ、めっちゃ苦しいやつじゃん…! 加賀美の「外に出たい」って呟きと、甲斐田の「仰せのままに」って応えるところ、もう完全に心臓掴まれた…🥺 病室の静けさと外の眩しさの対比が切なすぎるし、「棄て切れないよ」って笑う甲斐田にグッときた…。ブルーシートをウェディングドレスに見立てて心中するところ、狂気と純愛が混ざり合ってて美しすぎて泣ける…! 「貴方」っていうタイトルも、ラストの一言に全部集約されてる感じがして痺れた…。短いのに濃密で、余韻がすごいです…! 続きあるんですか?! 読みたい…!!🌸