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🌸Side
深澤と付き合ってからしばらく
特に変わったことはないが、、 なんだろう
めめとの距離が離れた気がする
今までは俺が避けてたからこんな事思わなかった。
悲しい
めめもこんな気持ちだったのかな
🟣「…大丈夫?」
🌸「うん、大丈夫」
────────────────────────
⚫️Side
ふっかさんと佐久間くんが付き合ってると分かったときからと話す機会が減った
俺から話しかけなかったらこんなにも話さないんだ、と悲しくなる
会いたい、会って話がしたい…
佐久間くんへの気持ちはまだ萎んじゃいないんだ
ずっと、ずっと…
⚫️「佐久間くん、今日空いてる? 話がしたい」
仕事終わり、帰ろうとする佐久間くんを引き留める
🌸「えっと…」
うろうろと、辺りを見渡している佐久間くん
きっとふっかさんを探しているのだろう
⚫️「ふっかさんは抜きで話したいです」
🌸「、、分かった」
俺と佐久間くんは、かつてJrのときに一緒に行ったらご飯屋さんに向かった
────────────────────────
🌸「えっと なんか頼む?」
これとか美味しそうっと気まずい雰囲気を誤魔化そうとする佐久間くん
メニュー表を持つ佐久間くんの手を掴む
⚫️「あの、それより先に」
🌸「そうだよね、、ごめん。」
⚫️「佐久間くんはふっかさんと付き合ってるんだよね?」
🌸「…うん、そう」
深澤と付き合ってる
その言葉が俺の胸にグサっと突き刺さる
改めて本人に言われるとキツいなぁ
⚫️「ごめん。俺、邪魔だったよね。2人の間に入って」
🌸「違うっ、めめのせいじゃない…」
違う? じゃあなんなの
そんなに肯定しないでよ。優しすぎるよ
🌸「深澤とは、ホントは付き合ってない」
⚫️「えっ?」
付き合ってない? さっき言ったじゃん。付き合ってるって。
⚫️「っちょっと待って、 ん? どういう事?」
🌸「付き合ってるんだけど、偽装カップルなんだよね」
⚫️「えっ、まってまって …? なんで?」
🌸「えっと 怒らないでね…?」
俺が怒る内容なの?
なんか怖いんだけど
🌸「深澤には、協力して貰ったの
めめは告白しても諦めなかったでしょ?」
そうだ。諦めていない、今も
🌸「俺に彼氏ができたら諦めるんじゃないって深澤が提案してくれて、」
⚫️「乗ったんだ」
そこまでして俺を…?
あぁ、ヤバい。涙出てきそう
佐久間くんそんなに俺の事嫌だったんだ…
俺が涙目になりそうだったとき、佐久間くんが
🌸「っごめん。 めめ、こんなまねして…」
⚫️「…ねぇ、教えて? なんで振るの?俺の事」
ホントに可愛い後輩にしか思ってないの?
🌸「…めめはまだ若いでしょ?最近はアイドルだけじゃなくって俳優でも自分の武器にしてる。
そんな未来あるやつが俺なんか好きになっちゃダメなんだよ。
これからめめはもっといろんな人と恋をすべきだ…
だから、…ごめんなさい」
佐久間くんはそう言って頭を下げた
────────────────────────
🌸Side
🌸「だから、…ごめんなさい」
喋っていく内に、涙が溢れてくる
俺は今振ってるんだぞ、
⚫️「…そんなの世間の問題だ
俺が知りたいのはその理由じゃない…
佐久間くんの気持ちは?」
俺の気持ち…
考えたこと無かった
いつも、めめはまだ未来があるからって
そのことばっかで…
じっと、綺麗で整った顔で俺を見るめめ
胸の奥が熱く、ジリジリ燃えそうな…
🌸「ッ〜//」
俺の気持ち?
えっと、俺は…
俺は…
🌸「…分かんないっ 自分が分かんないよっ グス」
気づいた時にはさっきよりも泣いていて
ボロボロと涙が、机の上に奥手の甲に当たる
⚫️「…そっか。 じゃあまた教えてよ。
ちゃんと俺の事考えて。それで無理だったら俺も諦めがつくから」
🌸「…分かった」
俺とめめはそのまま、Jrの頃一緒に食べたものを頼んで
あの頃に浸りながら過ごした
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⚫️🌸 🟣🌸 どっちなぁんだいっ!!
もう決まりましたよ✨️私は
次回最終話です😊
コメント
2件
えー!🟣🌸щ(゜Д゜щ)カモォォォン