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第1話と注意喚起は変わりません。唯、今回は純粋で儚い物語を紡ごうと思います。よろしくお願いします。
息を吸う音でさえ綺麗で儚い彼は俺を愛してくれるのだろうか…分からない。彼のそばにいられるのなら何も要らない。
Kyosideーーーーーーーーーーーーーーー
「んあ?」
スマホの時計を見たらもう9時を回ろうとしていた。「やっべぇ…遅れる…」クローゼットの中にかけてあった黄色いパーカーに黒いジーンズのズボンを履いて集合場所へと向かった。
「ちょっときょーさん遅い!」
「いや〜すまんレウ、急いだんやが間に合わんくて…」(怒りれうだ…可愛い…)
「もお…早く行こー心配したんだからね…全くハァ」レウは、黒いパーカーの中にストライプのシャツと黒い短いズボンを履いていた。そして頭に彼特注の帽子をかぶっていた。それらのせいで見た目より幼く見える。そういえばらっだぁたち大丈夫なんかな?2人とも配信はしてるけどなかなか家から出てこんし。てか、らっだぁ、どりみーにストーカー紛いなことしてたけど…どりみー大丈夫なんか…?
「…きょーさん?」とレウが心配そうに顔を覗き込む。「もしかして体調悪い?」
「いや、大丈夫やで?あの…ほら!寝起きやったからちゃう?」
「あーそれだといいんだけど…何かあったら言ってね?」レウはそう笑うと前を向いて、
「あ、きょーさん、あのカフェ最近新作出てて…行ってもいい…かな?」(オネダリれうっ!可愛ええな ぁ…)
「おん、ええで。」
「ほんと?!やったぁ!ずっと行きたかったんだけど行けなくてさぁ…!」軽くスキップしながらカフェへ向かう。こんな日々が続けばいいのに
Rusideーーーーーーーーーーーーーーーー
きょーさんと遊びに来たんだけど…きょーさんが遅刻?!珍しい…何かあったのかなぁ…
あ、来た!「ちょっときょーさん遅い!」
「いや〜すまんレウ、急いだんやが間に合わんくて…」(走ってきたの?きょーさん。俺のために?!嬉しいなぁ、俺なんかのために)
「もお…早く行こー心配したんだからね…全くハァ」あれ?きょーさんが何も喋んない…
「…きょーさん?もしかして体調悪い?」 「いや、大丈夫やで?あの…ほら!寝起きやったからちゃう?」
(ほんとに?無理してない?何か隠してない…?でもきょーさんが大丈夫って言うなら…)
「あーそれだといいんだけど…何かあったら言ってね?あ、きょーさん、あのカフェ最近新作出てて…行ってもいい…かな?」「おん、ええで。」
「ほんと?!やったぁ!ずっと行きたかったんだけど行けなくてさぁ…!」
(本当は嘘。きょーさんと2人で行きたかったけど、でも下調べしてどこいったら存分に遊べるか探してた。)「〜♪」ご機嫌になって軽くスキップしながらカフェへ向かう。
Kyosideーーーーーーーーーーーーーーー
「いらっしゃいませー」
「こんにちはー予約していたレウクラウドです。」
「ああ、レウクラウド様ですか!こちらへどうぞ」
「なぁ、レウ予約してたって…?」
(俺が来るとも限らんのに…!可愛いかお前)
「あー、ここ予約制なのね?だからせっかくだから一緒に行こうかなって…」(あー可愛すぎて理性がはち切れそう…でも…我慢せな)
「へぇ…いいことするやん!レウ!」髪をくしゃくしゃっとすると
「きょ、きょーさんやめてよぉ…///」
(照れてる?!)
「さっ!レウ注文しようぜ!」
「う、うん!やっぱ新作も頼んでみたいけど…いつものやつもいいなぁ!うーんでもなぁ…」
「新作俺が頼もうか…?」
「えっ?いいの?」
「せっかくやし食べ比べしようぜ!」
「?!うん!そうしよう!」
「すいませーん、これとこれひとつずつください。」
「承知しましたー。しばらくお待ちください。」
「楽しみやなぁレウ?」
「そうだねー!楽しみだなぁ!」
「お待たせしましたー。こちらでよろしかったでしょうか?」
「はいそうです。ありがとございます。」
「ではごゆっくりどうぞ。」
「「いただきます!」」
ひと口食べてみる。うん、美味いなこれ。でもレウがつくる飯がいっちゃん美味い。
「レウ食うか?」
「あ、貰っていいきょーさん?」
「レウ、口開けや?」
「?うん」
「あーん」(これで間接キス成功ちゃう?)
「パクッうまぁ!きょーさん!俺のもどうぞ」
「いただきm…」
「待って、口開けて?」
「あ?こう?」
「ん?!うまぁこれ!どっちも好きやなぁ!」(あれ?これも間接キスじゃ?…)
楽しく談笑しながら食べ比べしお会計を済ませ店を後にした。
Rusideーーーーーーーーーーーーーーーー
(どうよ!間接キスしたぞ!うっへぇ、緊張したな…///きょーさん気付いてんのかな?)
「きょーさん次なんか買いに行こっ!」
「よし行くかぁ!」
近くのショッピングモールへ足を運ぶとあるお店に目がいった。
「レウ?あそこ行きたいんか?」
「あー…うん、ちょっと気になって」
「おっしゃ見てみようぜ!」
「いらっしゃいませー」
「きょーさんみてこれ可愛くない?」
と簪をもって見せてみる。
「可愛ええけど…付けられんくね…?」
「そうだけど…でも簪って持ってるだけで縁起いいんだよ?知ってた?」
「へぇ、そうなんか…初めて知ったわw」
「俺黄色がいい!きょーさん赤色ね?」
「なんで赤なん…?w」
「ん〜?別に…なんでもないけど…嫌だった?」
「いや、別に嫌ちゃうよ?でもちょっと疑問に感じたって言うかそんだけ。」
「ホッ…なら良かった…とりあえずはい、これ買お?」
「おん、買おか。」
ピッピッ
「お買い上げありがとうござました。またのお越しをー。 」
「買ってよかったね!だってこんなに綺麗なんだもん」
「まぁ、俺も買ってよかったかな?ええもん手に入ったし!」
(あれ…?あれらっだぁとみどりくんじゃね?)
「コソッきょーさん、あれらっだぁとみどりくんじゃない?」
「どれ…?ああ、あれか…確かになぁ、行ってみようぜ!」
「あ、ちょっと…きょーさんっ!」
「おい、お前らっだぁか?」
Rdsideーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりに外に出てみどりとデートしてる。いつも元気なみどりが、もっと元気になっている。ショッピングモールでアイスを買おうとしたら急に
「おい、お前らっだぁか?」
って声かけられて振り向くときょーれうがいた。デート中なのだろうか。
「えwきょーさんじゃんwお久ーwww」
「おいやっぱらっだぁやんけ!w元気しとったか?」
「いやもーだいぶよ?」
「へぇ、いいやん!」
「「ちょっときょーさん/ラダオクン?今は俺と遊んでんじゃん💢」」
「あーごめんな?みどりあっちでレウと話してきな?」
「ワカッタ。レウサンイコ?」
「あ、うんみどりくん食べたいものある?」
「ウーンアイス!」
2人が遠くなるのを見計らったようにきょーさんが、
「お前、どりみーと今どうや?ほら、どりみーの処女があんな感じだったからさ…」
「ん?みどり?みどりねぇ可愛いんだこれが…見てこれ」と見せられたのは蕩けた顔で普段見ることの無い表情だった。
「おまっ!これって…!」
「ん〜?みどり可愛いっしょ。これはねみどりが、やってみたい!って言うからやってみたんだけど良くない?この顔。これで一生抜けるわ…」
「あー…ところで配信部屋って今どうなっとるん?」
「配信部屋はみどりに絶対入らせてない。ほら、きょーさんは1回事故で入っちゃったけどあんなもん見られたら恥ずかしすぎるだろ…だからみどりに入らないよう言い聞かせてる」
「じゃあまだ入ってないんか…」
「んで?レウとはどうよ???きょーさんばっか俺の事聞いてずるいじゃん!」
「おっれは…さっきおそろの簪買ったけど…」
「へぇ、洒落てんねぇ!てかなんでお前赤色…?あ()もしかしてお互いの色交換的な?」
「まぁ、レウがきょーさんはこっち!ってやってただけやけど。
「ふぅーん…あ、帰ってきた…」
Rusideーーーーーーーーーーーーーーーー
(そういえばみどりくんと話すの久しぶりだな…)
「みどりくん、らっだぁとどうよ?」
「ラダオクン?ラダオクンハネーヤサシイヨ!ア、デモエッチナトキハオタガイメチャメチャニナロウッテキメタカラ、ヤサシクナイヨ、デモイタイクライガオレトラダオクンヲツナイデクレルンダ…!」
「そうなんだ…!良かったね!らっだぁと仲良くできて!」
「ウン!デモオレカラミルトキョーサントレウサン、ナカヨクミエルヨ?ホラ、エト、ツキアッテルミタイナ?」
「?!///でも、俺きょーさんと付き合ってないし…付き合いたいけどボソッ」
「デモ、キョウコクハクスルンデショ?ワカルヨソノクライ」
「…///そうっだけどっ!勇気が出ないよ…俺なんかが好きでいていいのかな?」
「ウン、イインジャナイ?アーソウイエバキョウアメフルヨ!キョーサンチノチカクノコウエンカドッカデアソベバイイコトアルカモヨ?」
「ほんと!?ありがとう、みどりくん!俺頑張ってみるよ!」
「ソッカア、ラダオクンタチノトコモドロ?」
Kyosideーーーーーーーーーーーーーーー
「ラダオクーンオウチカエロ?」
「そうしようか…じゃあね2人とも!」
手を振られたので振り返すと満足そうに帰って行った。
「どんな話したん?」
「いや〜これといっては…でもみどりくんらっだぁといれて楽しそうだったよ?」
「そっかぁ、良かったなぁどりみー…!あ、レウさんおやつかなんか買わん?俺ん家の近くめっちゃいい景色のとこあってさ!」(今日の降水確率は100%…絶対に降る!)
「え!?まじ?そこ行こーよきょーさんっ!」
お菓子を大量に買って近所の公園まで歩いた。ポテチをパーティー開けにして食べて各々でほかのお菓子を食べようとすると雨が降ってきた。(狙い通り…あとは)
「え?ガチ?!雨降ってんだけどどうしよ…」
「なぁ、レウさん俺ん家の近くやしせっかくやから雨宿りして行かん?」
「う、うん…」
ガチャ
「ただいまー」
「お、お邪魔します…」
「いらっしゃいレウ。雨で濡れちゃったな…レウ先風呂入りや。風邪引くで?」
「あー…うん、そうする。」
Rusideーーーーーーーーーーーーーーーー
きょーさん家に上がってしまった…しかもお風呂へ案内されたし…緊張する…
「レウー?湯加減どお?」
「いい感じだよー」
「分かった!着替えここ置いとくから着替えてな?でもサイズでかいかもしれん…気にせず着てな?あと、レウが着てた服選択してくでー?」(えっ?きょーさんの服…ってこと?え?…え?///)
「えっ!?そこまでしなくても…」
「俺が招いたんやちょっとくらいええやろ?」
「分かった。」
お風呂上がったのはいいけど、完全にきょーさんの服…良いのか?着ろって言ってたもんな!うん!仕方ないよな!
「きょーさん上がったy…???あれ?きょーさん寝てる?」
すっかり熟睡しちゃってるみたいだから今伝えてもバレないよね…?
「ッ…きょーさん、俺、きょーさんのこと好きだよ。でも言いたくても言えなくて…嫌われたくなかったんだ…寝てる時ぐらいいいでしょ?きょーさん好き、大好き!世界で1番愛してる!テンプレ通りの言葉かもしれない!でも、ほんとーに愛してる!大好き…!きょーさんじゃないとダメなんだ…ポロポロ」
Kyosideーーーーーーーーーーーーーーー
寝たフリでもしてレウのことびっくりさせたろって思ってたのに…急に告白とかずるくね???寝ぼけたフリして言ってみるか…
「れうーだいすきぃーいつもやさしいとことかだいすきやし、いつもいてくれるだけでうれしい。れ…う…あいしてる…ポロポロ」
あーやばい泣くつもりやなかったのにこれじゃバレちゃうやん…
「?!きょーさん、俺ね?きょーさんと付き合いたい…///いい…かな?///」
「おれもれうのことすきぃ!だから付き合って?♡」
「う、うん!俺でよければっ!」
らっだぁ、お前はどりみーと2人で歪んじまった。でも俺はまっすぐ2人で生きてくよ。愛の形が違くても愛することができるんやったら何もいらんよな…。お前のおかげでちょっとは前向きになれたかもしれん。人を好きになるってことに。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。疲れたでしょう?純愛も素敵ですね…でも私は歪んでる方が好きです。また今度解説等をしていきますので、そちらもよろしくお願いいたします。ここまでのご愛読をいただけて感謝しかありません。また解説回でお会いしましょう。それでは。