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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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病院と家の距離はそれほど遠くないはずなのに、家に帰るまでが異常に長く感じた。

やっと着いた家に入り、ただいま、と呟く。

いつもなら「おかえり」と青が来てくれるのに、などと考えてしまう自分が醜くて仕方ない。

あんなに酷いことを言っておいて、青が心配だなんて、あまりにも身勝手すぎる。

だからといって、心配しないのもおかしい。

考えても答えなんてない。

はあ、とため息をつく。

全力で走ったのが身体に響いたのか、俺はそのままベッドに倒れ込んだ。

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