注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避け必須です。
・軍パロです。
・ciくん嫌われ要素があります。
─────
突然だが、俺には憧れの存在がいる。
強くて、爽やかで、優しい。
まさにイケメン。
そんな彼…そう、shp。
shpは俺と同期で同い歳。
なのに、俺とは程遠いほどの違いがある。
俺は、何をしても上手くいかない凡人以下。
射撃も、偵察も。
幹部の人達にも呆れられてるくらいにね。
そんな俺は、なんでもできるshpに憧れていた。
練習したらできる、とか。
1回出来たらできる、とか。
ほんと、聞いてて虚しかったけど。
呆れてはいるものの、幹部の人達は俺を
見捨てはしない。
みんな優しい。
なのに、同期で同い歳だからこそ、
shpだけが憧れであり、嫌悪を抱く相手であった。
ある日、突然の戦争が決まった。
皆の空気はピリつき、俺はより1層練習をした。
手にマメが何個できたか。
それでもできない。
そんな緊張感もない俺は、
そのまま戦場に行った。
勿論、酷い目にあったよ。
腕は切られるし、腹は殴られるし。
俺は、今にも身体の力を抜けば、死ぬと分かった。
ああ、もう死のうかな。
そう思った時、
zm「shpーーッ、!!」
仲間がshpを大声で呼んでいる。
何かと思い、身体を動かす。
するとそこには、
shpをリンチする敵軍がいた。
shpは顔から血を流し、痛々しい。
あのshpが…?
俺は混乱した。
shpの抵抗していた腕がパタンと落ちた時。
俺は、足が勝手に動いていた。
だって、shpがああなるんだよ?
俺がどうも出来るはずがない。
なのに、ズンズンと足が動く。
敵軍はshpから目を離し、俺に向ける。
shpは敵軍のそばに倒れ込んだ。
俺の仲間だ。
そんな事をするやつは許さない。
カスのくせに、集まらないとどうにも出来ない奴。
心底笑える。
1人でやってみろよ。
カスだなあ。
俺は、今までに無いくらいのスピードで敵軍の1人のみぞおちに拳を入れた。
mb「ぐはぁっ、、!?」
敵軍は鈍い音を出して倒れ込んだ。
ci「俺の仲間に何してんねんッ、!!!」
俺はshpの前に立ち、そう叫んだ。
だが、先程の傷が思ったよりもやばいらしく、
俺は喉が切れて、血を吐いてしまった。
その姿を見て、敵軍は笑い転げる。
ふふ、惨めだろ?
でもね、慣れてるんだよ。
お前と違って。
その笑い転げて、隙が沢山の敵軍を掴み、
口に爆弾を詰めた。
mb「ん”っ、、!?」
先程の笑顔は消え、真っ青になって行く。
俺は、ゆっくりと声を出した。
ci「どうして…ほしい?」
敵軍は必死に首を振っている。
ほんと笑える。
俺は、チラリと後ろを見た。
shpは意識を取り戻していた。
だが、怪我が酷いらしく、knさんに抱き抱えられていた。
俺は、敵軍の爆弾に着火をした。
敵軍は慌てて逃げ出した。
俺は、その敵軍を追いかけ、捕まえた。
全部、俺ごと全部巻き込むつもりでいる。
もちろんでしょ。
幹部の人達はshpに肩を貸しながら、遠くへと走っている。
俺も違う方向に逃げたと思っているのだろう。
残念。
俺はここで終わり。
これしか出来ることないからね。
掠れゆく視界の中で、shpが何かを叫び、こちらに駆け寄っていた。
俺だって、出来るよ。
コメント
7件
あぁぁぁぁ..! めっちゃええところで終わってますやん..! これで、ciさん助かってためっちゃ感動..
初コメかな、、、??失礼します! 続きがめちゃ気になります..!! ciどーなるんだあああ!!って気持ちですwこんな神作の続きを書いてもらえるとしたらただで見れる訳ないですよね!?♡いくらですか!?!?!?
え もう文豪ですか???? 最高過ぎません???こういうciが自己犠牲しちゃうっていう物語って泣けてきちゃうんすよねガチ好き。