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【兄はノックをやめた】
prologue↪︎
二次創作 nmmn 注意⚠️
ご本人様とは一切関係ありません。
もう少しで秋になる。
体育祭は終わり、大きな行事がなくなった。
今日からいつもの日常が取り戻す。
▼▽▼▽
目が覚めたとき、カーテンの隙間から差し込む光がやけに白かった。
枕元のスマホを見る。
7:20
いつもならとっくに制服に着替え始めている時間だった。
けれど、体は布団から出ようとしなかった。
出られなかった、というほうが正しいかもしれない。
病気とかではない。
それに体が動かない理由も
自分でしっかり分かっていた。
(今日も学校だ)
そう考えた瞬間、胸の奥がじわりと重くなる。
いつもと同じなのに、いつもと違った。
別にいじめられているわけじゃなし、
嫌いな先生がいるわけでもない。
ただ、教室のドアを開けるのが怖かった。
誰も自分を待っていない場所へ入っていくのが苦しかった。
席についても話しかけられない。
昼休みは一人で本を見ているふりをする。
グループ分けのたびに余る。
そして誰と誰が仲良いのかを覚えていた。
そんな毎日だった。
布団を頭までかぶる。
“今日は”行きたくない。
その言葉だけが頭の中をぐるぐる回っていた。
毎日思っていた。だけど頑張って行った。
だけど”今日は”…
(コンコン。
ドアを叩く音がした。
「らんらーん、起きてる?」
すち兄の声だ。
兄は社会人で、親が交通事故で亡くなった日から、俺を起こしてくれる。
「……起きてる」
「なら早く降りておいで。遅刻するよ」
俺は返事をしなかった。
しばらく沈黙が続く。
「なにかあった?」
ドアの向こうから兄が聞いてくる。
俺は唇を噛んだ。
学校に行きたくない。
でもそんなこと言えるわけがない。
行きたくない理由を聞かれても、自分でもうまく説明できないから。
「……お腹、痛い」
気づけばそう言っていた。
嘘だった。
自分でも驚くくらい自然に出た言葉だった。
「お腹?」
「うん……ちょっと」
ドアの向こうで物音がした。
「熱はある?」
「ない」
「じゃあ今日は休もうか」
意外なほどあっさりした返事だった。
怒られるかと思って待ち構えていたのに。
学校なんだから行けと言われると思っていたのに。
だけどすち兄はそれ以上何も言わなかった。
「朝ごはん持ってくるから待っててね」
ドアの向こうから声が聞こえた。
足音が遠ざかっていく。
俺は布団の中で目を閉じた。
休める。
今日は行かなくていい。
そう思った瞬間、胸の重りが少しだけ軽くなった。
安心した。
本当に安心した。
兄に休むと言うことを言うだけでも、すごく緊張した。
だからそのときはまだ知らなかった。
この日が、思っていたよりずっと長く続くことになるなんて。
制作者:ぽん
チャッピー先生と合同作です✨
(自分だけでこんなの書ける訳ないのでね)
下書き保存日:26.06.25
公開日:26.06.25
こさめくんに「誕生日おめでとう」と言えていなかったので、今言います、
誕生日おめでとう🎉
付き合って頂きありがとうございました。
▼▽▼▽
さて、ここからは主の雑談と
ネタバレみたいなのが出ます。
けど、ちょっと協力お願いします🙇
主人公は桃くんです!
「俺の名前は」的なの入れたかったけど、チャッピーがシリアス系だったので、
そんなのいれれなかったです…
緑くんが名前呼んでくれたから、わかりましたかね?
続きてアンケートです!(ネタバレ)
兄を3人か2人欲しくて、
不仲系にもなる予定だから、緑赫茈くんのだれかにしようかな、と思っていたんですよ。
だけど、塾の先生か中学の先生かで緑くん以外の赫くんか茈くんにしょうと思っていて、悩み中です。
そして水くんは設定決まっています!!
じゃあ黄くんはどこにしよ…??
と後から、思いまして…!
まとめると、
兄:2人か3人と緑水、黄?以外の誰か
塾の先生か中学の先生と茈赫、黄?の誰か
黄くんの良さそうな設定もください!!
以上をアンケート
多数決です!!
次回の投稿、アンケートとかにより遅くなる予定です。
🩷100
お願いします💕
コメント
1件
ぽんさん、読ませていただきました! 冒頭の「教室のドアを開けるのが怖い」という感覚、すごく胸に刺さりました…。理由はないのに、居場所がない空気って確かにありますよね。すち兄が無理に行かせず「休もう」と一言で受け止めてくれたところ、あの優しさが逆にじんわり沁みます。 「この日が長く続く」という終盤の一文で、物語がただの学校休みじゃなくなる予感がして、続きが気になります。桃くんの心情が丁寧で、とても好きな導入です🌷