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第四話 死者の名前
「なーくん……?」
ころんは教室中を見回した。
さっきまで、確かにそこにいた。
けれど――いない。
「どこ行ったんだよ……!」
ジェルが俯いた。
「……行ったんや」
「え?」
「なーくんは、もう戻ってこられへん」
その言葉に、全員が黙り込む。
「どういう意味?」
ころんが尋ねる。
ジェルは答えなかった。
ただ、ポケットから古い写真を取り出した。
写真の日付は――10年前。
そこには、ななもりとジェルが写っている。
そして写真の隅には、小さく書かれていた。
『死亡――10年前』
「……そんな」
ころんの手が震える。
「じゃあ、今まで一緒にいたななもりくんは……」
「幽霊や」
ジェルが静かに言った。
「俺もな」
その瞬間、教室の時計が止まった。
残り0分。
校内放送が鳴る。
『第一の事件――終了』
『犯人は、見つかりませんでした』
「……じゃあ、誰か消えるの?」
のあが震える。
すると、黒板に新しい文字が浮かんだ。
『罰を受けるのは――ころん。』
「……俺?」
ころんの足元に、黒い影が広がる。
「ころちゃん!」
莉犬が駆け寄る。
けれど、その瞬間――
誰かがころんの手を掴んだ。
「大丈夫」
振り返る。
そこにいたのは――
ななもり。
「……なーくん!?」
#琉歌の部屋
まぜ太@nrkr
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#まぜ太
まぜ太@nrkr
237
まぜ太@nrkr
83
#専用部屋という字読めますか?平仮名にするねせんようべや
まぜ太@nrkr
64
#ざつだぁぁぁぁあん!!
「ころちゃん。君はまだ、思い出してない」
「何を……?」
ななもりは悲しそうに笑った。
「この事件の犯人は――」
一瞬、教室の空気が凍る。
「ころんじゃない。」
「じゃあ、誰なの!?」
ななもりは、ころんの耳元で囁いた。
「――この学校そのものだよ」
その瞬間。
教室の壁一面に、無数の写真が浮かび上がった。
そこに写っていたのは――
31人。
そして、その全員の写真に共通して書かれていた言葉。
『死亡予定日』
ころんは息を呑む。
「……これ、何?」
ななもりは答えなかった。
ただ、最後の一枚だけを指差した。
そこには――
ころんの写真。
そして、その下には。
『死亡予定日――明日』
ころんの背後で、莉犬が泣きそうな声を出した。
「……ころちゃん」
「明日……?」
窓の外から、朝日が差し込む。
第一の事件は終わった。
でも――
本当の物語は、ここからだった。
コメント
3件
うわあ……第4話、読み終わりました。ななもりくんが幽霊だったって、あの優しい彼が……って思うと胸がぎゅっとなります。でも「この学校そのものが犯人」って、不気味すぎますよ……。そしてころんくんの死亡予定日が明日って、どういうことなんでしょう。続きが気になって仕方ないです。琉歌さん、本当に引き込むのが上手ですね……!