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「(若・藤)もときー!」
いつもの声が僕を呼ぶ。滉斗と涼ちゃんの声だ。
「(藤)早く!遅刻しちゃうよ⁉急いで!」
「(大)あ、ごめんごめん。もうすぐ行くから待ってて!」
「(藤)もー、早くしてよ?」
ごめん。いつも本当にごめん。ずっと迷惑かけてばかりだよね。
でも、そんな生活ももうすぐ終わるんだ。
さかのぼること1年前
「(大)ケセラセラ 今日も唱え…ゲホッ!ゴホッ」
「(若)元貴⁉大丈夫⁉無理のしすぎだよ!」
「(大)だ、大丈夫大丈夫、」
「(藤)もう今日は休んでおきなよ。」
「(大)うん、そうしておくよ…」
その日はスタッフさんに家に送ってもらうことにした。
「(大)ありがとうございます!」
「(ス)体調、気を付けてくださいね。お大事に」
「(大)ふぅ、うっ!ゲホッゴホッ」
その瞬間、僕は恐怖に包まれた。
「(大)え?血?」
僕はその時急に倒れたのは覚えてる。でも、そのあとからは何も覚えていないんだ。
「(医)…………………………すか?」
「(医)…もりさん!」
「(大)う、うぅ………⁉」
「(大)滉斗!?涼ちゃん!?」
「(医)大森さん、一度落ち着いてください。」
「(大)ぼ、僕はなぜ病院に⁉倒れたのは覚えていますがっ…ゲホッ」
「(医)無理しないでください!さらにひどくなりますよ!」
「(医)大森さん、あなたは診察の結果「マロリー・ワイス症候群」だと判明しました…」
「(大)え?なんですかその病気…」
僕は涙を流した。もしかしたらもう2人とは会えないのかも、と…
「(医)この病気は出血・吐血などの症状がありますが、死亡するリスクは高くありません。」
「(大)そうですか…どうやったら治りますか?」
「(医)薬を出しておきますね。また酷くなったら言ってください。お大事に。」
「(大)はい!ありがとうございました!」
僕は「死亡するリスクは高くありません。」という言葉で安心したよ。
すみません、すごい短かったです💦
初めてのノベル小説、短編となるか長編となるか…
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それではまた次回!