⚠ 注意書き ⚠
例のドリぺん夫婦浮気疑惑後の捏造ストーリー。
さらっとミンドリーハウスで一緒に住んでます。
あまり甘くはないです…!
ぺいんはツン気味?
軽くキスまでしかしてないので全年齢です。
時系列、解釈違いが許せない方は閲覧をご遠慮ください。
大丈夫な方のみどうぞ。
※ぺいんの仮面が途中で消滅してます…
「あなたには家族というものがありながら浮気ですか?」
「違うんだって!!誤解なんだ!!」
「禊やね」
とんだドタバタ劇だった。
「はぁ、やっと1日が終わった…」
国会議事堂ことミンドリーハウスに戻ったぺいんは、自身のメイド服のスカートの裾を掴み、己の格好の滑稽さにため息をついた。
誤解に誤解を重ね、思いもよらぬ場所に話が着地してしまったように思う。
「はぁ…」
鏡で自身の姿を確認すると、二度目のため息が出た。
「ん、なぁに?自分に見とれてるの?」
鏡越しに、ニヤッと口元を上げた、三つ編みヘアーの夫が顔を覗けてきた。
「出たな、元凶」
怪訝な顔でミンドリーを見やる。
ぺいんの後ろでミンドリーは腕を組み、とぼけた様子で聞く。
「なんの事?」
「見りゃ分かんだろ。この格好のことだよ!」
「似合ってるよ?」
「お前それ本気で言ってんのか」
「本気本気」
ミンドリーの発言の温度感が汲み取れないぺいんは仮面の下でより一層顔を歪め、3度目のため息をついた。
「はぁ……まぁいいやなんでも…どうせもう着ねぇし…」
「え、着ないの?」
「当たり前だろ!」
「可愛いのに」
「えぇ…」
ミンドリーのしょげた表情を見て、この男は自身のメイド姿が似合うも可愛いも本音で言っているのだと悟ったぺいんは、思わず体をのけぞらせた。顔面はもはや始終引きつったままである。
「こんな可愛いとさ、誰かに取られちゃうかもって心配になるなぁ」
「……えぇ…やば、お前……そんなこと言う奴、ミンドリーしかいないけど……」
「俺だけでいいよ」
「独占欲やば……」
「当然でしょ」
俺の奥さんなんだから、と付け足し、ぺいんの左頬にキスをした。
「っ…お前、俺のこと好きすぎだろ…」
「今更じゃない?」
顔を赤く染め左頬を手で押さえるぺいんを見て、ミンドリーは満足げな表情で彼の背中と膝裏に腕を回し、ぐいっと身体を抱きかかえた。
「じゃ、今夜はこちらの可愛いメイドさんにご奉仕してもらおうかな?」
「ごっ…///!!ばかか!誰がするか!」
ミンドリーに抱えられたままぺいんはジタバタと暴れる。
「ちょっ…こら!おろせ!」
とは言えぺいんがそこまで本気で抗っていないことを把握しているミンドリーは飄々と言う。
「だってもう着ないんでしょ?それなら最後に堪能させてもらわないとね」
「〜〜〜///こんの変態!!//」
「なんとでも?」
ミンドリーは意に介さず、自身の腕の中で暴れるお姫様の口唇を奪った。
「〜〜!!!////」
顔面大爆発で身体を硬直させたぺいんを抱えたまま、ミンドリーはニコニコで寝室へと入っていった。
甘く、深い夜を過ごしたかどうかは、また別のおはなし。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!