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_この話は私のアイコン製作者さんも作成に関わっております。_
『 わ た し の イ モ ウ ト は 』
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私には妹がいるんだ。
”居たんだ”の方が正しかったかもしれない。
妹の名前はフランドールスカーレットという名前で。
私の名前はレミリア・スカーレットという名前に生まれた。
私は、妹より運動神経が悪かった。
でも、妹に勝ってるところもあった。
それは頭脳で。妹より賢かった。
一緒に学校に足を踏み出した。
これが地獄への門が開く機会だった。
妹は、聴覚障害があった。
だから、話が聞きたくないだけで障害はないだとか。障害とか気持ち悪いとか
そんな悪口や嘘ばっか吐かれて、疲労でまともに寝れなくなった妹が居た。
”やめてよ” ”お姉ちゃん助けて” という言葉は私には届かなかった。
この”人種差別”のせいで知るはずなかった”いじめ”に遭った。
”人種差別”による”いじめ”は知らぬままにどんどん悪化していった。
暴力、暴言 は当たり前になって、身体とココロはボロボロに砕かれた。
”どうしたの…!?その身体…!”と手話で言葉をフランに送る
”なんでも無いよ、ちょっと転んだだけ…” と、ニコッと笑うフランの姿は痛々しくて、苦しかった。
無理に刺激は出来なかった。いじめと分かっていても。
救いの手を差し伸べることを後にしたことが間違いだったと今更後悔しても何も帰ってこないから。
妹が自ら命を断った。
救いの手を差し伸べられなかった。
苦しみをわかってあげれなかった。
罪悪感と苦しみの気持ちが混ざりあう。
__。ココロノキズハ何時になってもやマナイ…。
END