テラーノベル
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「首…はい。」
僕は水色の斬りっぱなしボブを掻き分け首を職員に差し出した。
「ちょっと待ってにゃ…」
ひやっとした、水が首にポンポンと染み込まされる。
掻き分けた腕のせいと多分首を動かしてはいけないので職員が何をしているのか判断できない。
「いくよー。」
チクッドクットクッ。
は?なに。なになに。
痛い。流れ込んでくる。
これは
注射?
「あ゛っ!いだっ…やめっ…」
「暴れないにゃ。」
髪の蛇が首に巻き付く。
やばい。
暴れたら
死ぬ。
「はいお疲れ様にゃ。終わったよ。」
頭がふらふらする。なにも考えられない。
「おーい。…もしもーし。」
あれで終わった筈じゃ…
「あと⬛︎⬛︎回あるよ────」
✧• ──────────── •✧
「っはっ…!!!はぁっ…はぁっ…」
目が覚めると僕は自室のベッドの上にいた。
さっきのは…夢だった?
確認するため僕はシャワールームに行くことにした。
鏡はない…どこにあるかわからないから水たまりで確認しよう。
✧• ──────────── •✧
シャワーの音が響く。
僕はポツンと1人、広いシャワールームでタイルを見ていた。
流れる。
そりゃそうだ。シャワーが水たまりになったら、流れなくなったらそれは欠陥だろ。
僕は足りない頭を必死に捻る。
そうだ、洗面所がある。
あそこなら水を貯めれるはずだ。
天才かもしれないと思いながら僕は洗面所に向かった。
#短編集
鬱乃宵
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KOKUGA
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フユめん
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18
コメント
1件
うわ、めっちゃ不気味で引き込まれた…第3話でここまで空気感作れるのすごいわ。夢か現実かわかんない感じとか、職員の「にゃ」って口調と注射のギャップがたまらん。洗面所に水をためようとする主人公、必死でちょっと切ないな。続きどうなるんだろう、気になる🔥