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私生児協会 上記のSafeクラスに分類されていたものは、全てKeterクラスの収容違反を引き起こしました。以下はその一例です。
D-1226425-1: 現在確認が取れている財団施設の中で最大規模の被害を出しました。
補遺2: 20■■年■月■日、サイト-66管理者であるミ=ゴ博士によって発見されました。博士は現在行方不明であり、発見時は非常に衰弱しており、右腕以外の四肢を失っていましたが命には別状ありませんでした。現在は意識を取り戻しており、尋問を行っています。なお、彼が発見された当時、SCP-882-JPは未回収の状態でした。
【録音開始】
<音声ログ8-2>
O-5:
君たちのような存在がいるということは理解していたつもりだが……これは想定外だったな。一体どういうことだ? 何故このようなことをしたのだね? M.T : はっ! 我々もこのような事態になることは望んでおりませぬ。我々はあくまで、我らが同胞たるクトゥルー様の尖兵となるべき存在であるはずでございます故、このように不完全な形での復活というのは不本意なのです。しかし―――
(雑音)
O-5: 待て! それ以上言う必要はない。君の言いたいことはよくわかった。確かに不完全ではあるようだが、こうして復活を果たした以上、我々の悲願達成に向けて邁進していくだけだ。そうだな、まずはあの忌々しい地球人類を滅ぼし、我が母星たるウルタールへ帰還しようではないか!