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すっかり人間社会に適応したのだろう
人間の生活にはもう慣れていた
それでも、耳元まで裂けた口
見慣れない黒白目
アイリスの羽
全てが、彼の存在を否定し、肯定していた。
透明感と、混濁がいっしょになったみたいな。
この透明感はきっと、彼の素の姿
混濁は、人間に寄せた彼の姿
そういうことだったのか。
ああ、えと、みなさんお久しぶりです。どうやら、彼が私を、壊れた私を作り直してくれたそうです。
そして再起動し、今に至ります
もうレポートロボットとしての役目を終え、新しいロボットになりました。
なので、もうこの投稿は最後になります
でも、これからはもう
役割もなにも関係ない
理由がなくても、また彼のそばにいることができる
それがただ、ただ嬉しくて
涙が出そうで
それで、嬉しくて!
ふふ、いやだなぁ、前よりも性能が落ちてるみたい。この感情をうまく言語変換できないや。
これで、このレポートを終わりにします
ばいばい、”ロボット”の私
こんにちは、”人間”の私!
ピーーーーーーーーーー
レポート提出の機能を停止しました
ピッピッピッガシャッ
感情が 再インストールされました