kidが怪我するお話
⚠下手
⚠口調迷子
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hr「はッ……ッはぁ……ぅ゛……ッ」
……魔の攻撃、もろにくらっちゃったな……。
脇腹と背中の出血が酷い。 術で止血しても痛みは残りそう…… どうしようか……な…
このまま、家に帰れるのかな …
そんなことを考えながら僕は、とぼとぼと森の中をさまよっていた
…魔を無事に倒せたものの、視界は歪むし、怪我もしている。それも結構な重症……。
というか、ここはどこなんだろう
そもそも、来た道も……覚えていないな
……まずい、記憶も曖昧になってきた……
hr 「ぁ……ッ」
hr「……ん……。?」
起きたら僕はいつの間にか病院のベッドの上にいた。……どうやら寝ていたらしい。
まず、なぜ病院にいるのだろう
誰かか運んでくれた、?
弦月?、いや、長尾かな……。
弦月は僕とは他の仕事があったし、長尾だ……
hr「……長尾に連絡、しないと、」
、と呟いたその時、病室の扉が開いた
hr「…へ …?」
ty「えッ!?甲斐田くん!??」
とても慌てた様子で、もちさんが僕を見ていた
……さすがに僕自身もおかしいなと感じ
何故かすぐ隣にある鏡を見て、
自分の体をよく見てみた
……その先には包帯を巻いて傷だらけの僕がいた
hr「……ぁ」
(そうか、僕、家に帰ってる途中に倒れたのか……
だから病院にいるんだ。)
やっと思い出したかのようにハッとする僕を見て、もちさんがようやく口を開いた。
ty「……甲斐田くん……」
hr「…?なんで、しょうか……」
ty「えっ、と、その怪我って、魔にやられたの?」
hr「……はい…笑
ちょっとヘマしちゃいましたね……」
ty「……ッ」
hr「はぁ……痛……っ 寝不足だったし…すぐ対処できなかったのが良くなかったなぁ…… 」
ty「なんで、そんなになるまで……」
hr「……?」
ty「めちゃくちゃ、心配だったんだよ」
ty「急に長尾さんから連絡来たと思ったら
甲斐田くんが倒れたから、病院に来て
って、」
ty「そして今来たら、今の、…傷だらけの甲斐田くんがいて、寝てるだけなのに、このまま起きなかったらどうしようって、僕ッ……」
hr「……っもちさ…ッ」
今にも泣きそうな声で話すもちさんは、凄く不安そうで、まるで自分のことのように辛そうな顔して僕の手を撫でている。
もちさんの手は、少し震えていて、僕の手をぎゅっと、握っていた
hr(高校生に、こんな顔させて、僕、
ほんとに心配させたな……)
hr「 ありがとうございます。もちさん
、そしてごめんなさい……っ 」
ty「……?」
hr「すごく心配、してくれたんですよね…… 」
hr「 僕は生きてますよ!
こんなのへっちゃらです……!!」
ty「……ふふ……っ笑
そっか、良かったね、」
もちさんは少し安心したように、
ぎこちないけど、どこか優しい笑顔を向けてきた
(良かった……笑ってくれた)
ガラガラ……
またもや病室の扉が開いた
社長と不破さんだった
fw「えっ!?晴起きてたんか!?」
kg「甲斐田さん!大丈夫なんですか……!?」
hr「……ふ…っ…」
一斉に声を上げた2人を見て、
少し笑ってしまった
hw「……っめっちゃめちゃ心配したんやからな……
もし、もし 起きんかったらどうしようって……ッ」
kg「そうですね……。甲斐田さん、3日寝てましたもん…… 」
ty「うん、」
hr「えっ!?!? 」
3日?そんなに寝てたのか……?
ていうか研究とか仕事、終わってない……っ
結構、危なかったのか……僕。
hr「…や〜ばぁ、爆睡じゃん……」
少し茶化すように僕が言うと
hw「……はは……そうや、寝すぎやぞ晴、笑」
kg「大寝坊ですね、笑 」
ty「ふふ、ふ、ねぼすけ野郎が……笑」
hr「んへへ…笑めちゃくちゃ言うじゃん……」
いつものように少し会話を交わしてから、
みんなは病室から出ていった
hw(……今度からは、ナシやから、晴。)
kg(退院してからは、無理させないようにしよう……)
ty(僕が、守らなきゃ)
終わりです!!
長々と読んでいただきありがとうございます!!
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