テラーノベル
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身体を洗い、露天風呂に入る。
目黒は、渡辺の身体を見ている。
あの綺麗な身体に付いた赤い花。
忘れられない。
見た時身体の血が沸騰する気がした。
その結果、渡辺を怖がらせ今に至る。
あの肌に触れていいのは自分だけだと目黒は思っている。
渡辺も、そうだと思う。
そのために護身術を習った。
互いに唯一無二で、かけがえのない存在だと思う。
目黒ー翔太くん、気持ちいい?
渡辺ー早くこい、すべすべする。
目黒ーホントだ、気持ちいい。
渡辺ーあの寝湯ってやつ行ってみるか?
目黒ーうん。
渡辺は、隠しもせずに全裸でゴロリと寝転んでいる。
横に座って、渡辺に湯をかけてやる。
クスクス笑ってる。
覆い被さってキス。
抱きしめ返してくれる腕が嬉しい。
露天風呂に戻って目黒の膝の上に向かい合って座る。
何度もキスをする。
渡辺の身体をなで、後ろにそっと触れる。
笑ってキスをしてくる。
露天風呂から出て、その場でゆっくり押し倒す。
ちょっと狭いが大丈夫。
ボディソープを渡辺の蕾に塗り込む。
声を抑えて荒い息を吐く。
指を入れ抜き挿しする。
甘い声が漏れてくる。
抱き上げ膝に乗せて目黒は自分の物にボディソープを塗る。
渡辺がゆっくり腰を落とす。
目黒ー可愛い。
渡辺ーんっ・・バカ。
目黒ーゆっくり動いて?
渡辺ーやだ。
目黒ーんとね、俺の身体の横に足立てて?
渡辺ーまた、変なことさせる。
目黒ーここ、狭いからさ。
渡辺は、目黒の身体の横に足を立てて腕は目黒の太腿に置く。
目黒ー翔太くん、動いて?
渡辺ーんっ・・んっ・・。
目黒ー綺麗。
渡辺ーはぁはぁ・・いいっ・・。
目黒ーあまり大きな声出さないで?
渡辺ーんっ・・んっ・・はぁ・・。
目黒ーいい眺め。
渡辺ーんっ・・いいっ・・あたってる・・。
目黒ーもっと腰振って擦って?
渡辺ーやぁ・・あ・・ん。
目黒ー前、いつの間にイッたの?
渡辺ーんっ・・しらな・・はぁ・・。
目黒ー後ろの方が気持ちいいんだね?
渡辺ーいいっ・・あたる・・。
目黒ー・・。
渡辺ー突いて・・いっぱい・・突いて・・。
目黒ー分かった。
渡辺ーはぁっ・・いいっ・・あたる・・。
目黒ー翔太くん・・いっぱい好き。
渡辺ーす・・き・・いっ・・ぱい。
目黒ー・・。
渡辺は腰を振り、空を仰ぐ。
目黒は、渡辺の腰を持ち上下に動かし突き上げる。
渡辺の身体は薄いピンク色になってきた。
渡辺ーれ・・ん・・イク・・イク。
目黒ー一緒に。
渡辺ーはぁはぁ・・イク・・はぁはぁ。
目黒ーいっぱい感じた?
渡辺ーん・・気持ちいい。
目黒が渡辺を抱いて露天風呂に入る。
縁に頭を乗せふわりと浮いている。
ゆらゆら気持ちいい。
時々キスをし、逆上せる前に上がってきた。
目黒ー翔太くん、ありがとう。
渡辺ーん。
目黒ー愛せて嬉しい。
渡辺ーん。
目黒ー眠いの?
渡辺ーん〜ん。
目黒ーもう一度いい?
渡辺ー聞くな。
布団の上に浴衣を敷き、その上で愛し合う。
渡辺は指を噛んでいたが、目黒がキスをする。
控えめの甘い声。
目黒の血が沸く。
目黒ー愛してる。
渡辺ーん。
目黒ー言って?
渡辺ー愛してる。
甘い時間が過ぎ、浴衣を露天風呂で洗う。
シーツは綺麗なままだ。
布団を引っ付けて抱き合って眠る。
翌朝、布団を上げに来た仲居さんに浴衣を濡らしてしまったけどすみませんと言い、心付けを渡し、部屋を後にする。
帰り道、渡辺は眠っている。
笑いながら目黒は車を走らせる。
完
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