皆さんこんばんは
今回は鼓弧檆(ここすぎ)ちゃんのことです
では、どうぞ
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全く…自分がやってもいないのに、自分のせいにされる、まじでさいやく…
もう…いっそ消えたいな
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そんな日だった
甕霾「檆ちゃんが好きです!付き合ってくれませんか!」
そう、告白だ
自分には興味が無いし、呆れてた
まぁ…どうなのか分からない、実際のところ自分から引っ掛かりにいってるぐらいだ
そんなこと…わかってるけど……心を殺そうとしてやっているんだろうな…
だから
鼓弧「あぁ、いい」
そう返した
これでどうなる事やら、少しワクワクが止まらなかった、もしこれで違ったらと思っていたからだ
相当やばいなと自分でも思っているぐらいだ
……しかし
甕霾「本当!?じゃあよろしくね!檆ちゃん!」
…予想もしてなかったことがおきたのだ
全く分からない、彼は……本当に…いや、そう思わせているだけだ…こんな自分なんて……
愛させる必要なんて…ないはずなのに…
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鼓弧「ここで待ってろって…」
あいつに呼び出されて校門の前で待っている
ため息をついた
今日はなんか疲れたと…何も思わずそれしか思い浮かばなかった。
甕霾「おまたせ〜!」
バックを持って服を少し乱して自分のところに来た
彼氏としては凄くイラついた
まだ思ってはいないけどな
鼓弧「おい、服乱れてるぞ」
甕霾「え!?嘘!?」
あいつは全然気にしていなかった…
これだから男が嫌いなのもあるんだよ…
甕霾「ごめんね!檆ちゃんに会うのが楽しみで急いでたんだ!」
鼓弧「……は…はぁ!?」
いきなりのことだからびっくりした
普通なら……その…たまたまで帰ろうってなるならわかるけど…そんな…楽しみって…訳が分からない…
甕霾「(*´˘`*)エヘヘ」
なんだが……笑った顔が輝いていた
まるで……ダイヤモンドのように
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あれから1ヶ月が経とうとしていた
自分からは何もしていない…逆にあいつの方からが多かった
そこで今日、仕返しをしようと思っていた
けど
甕霾「ごめんね〜💦今日用事があって難しいんだ〜💦でも、誘ってくれてありがとう!」
……
少し悲しんでいる自分がいた
こんなことで…悲しむわけ…ないはずだったのに…
本当に自分は…あいつのことを
そこまで深くは考えないでおこう…今は
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今日は自分の誕生日
祝いたくもない日だ
こんなさいやくな日に待ち合わせなんて…しかも冬だぞ!?ふざけるなよ…
鼓弧「さぶ…」
こう見えて寒いのは慣れているはずだ
なのに…いつもと違っていた
早く来ねぇかな…
甕霾「檆ちゃん!」
自分の名前を呼んで後ろから抱きついてきた
鼓弧「おい!びっくりするだろ!」
少し怒った…だが…何か…変な感じに思った
甕霾「檆ちゃん寒いんでしょ?だからあっためてあげようかなって思ったんだ!」
…この時、初めて人の心の温かさに気づいたような気がした…
鼓弧「ま……まぁ…ありがとう」
そう…小声で呟いた
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結構誕生日は楽しかった
それから半年
そして、今日があいつの誕生日
いつも驚かさせればっかりだから少しはやり返しを
そう…思ったのが最後だった
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あれから何年かたった
今はいろという子と仲良くなっている
その時、よく彼氏のことについて聞かれている
鼓弧「もうこんな時間か…ごめん、またな」
そう言って静かにその場から離れる
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廃校になったグラウンドに立ち寄った
鼓弧「甕霾…」
なぜあの時死んだのか、なぜ私を置いていったのか…ずっと気になって仕方がなかった
そして…彼の前でこう呟くのであるんだ
鼓弧「なぁ…謝るからさ…もう一度だけ…」
そんな…簡単では無い
だけど……もし、叶うのであれば
来世ではきちんと愛してるって言うから
その時まで…誰も驚かすことをしない…
それが、私自身の役目だと思っているからだ
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どうだったでしょうか
主は少し感動系のものを作りたくてこうしました
次回は櫻葉(さくら)くんのことをやろうと思っています
では
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