初投稿失礼します。
アニコブ DV
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✧ヤクソク✧
①何があろうと,時間は守ること
②ウソはつかないこと
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今日はfwさんとデート。
付き合って,1年の記念日だから,エスコートしてくれるらしい。
めちゃくちゃ楽しみ。この日のために魔の研究も断ってきた。
約束の時間は段々と近ずいてくる。
近ずいてくる度に僕の心が弾む。
「おぉ〜い!hr〜!」
来た!!これが僕の彼氏。fwさん。
「アニキ〜!!!!!」
わぁ…今日の格好は一段と派手だ。
紫色とピンク色のメッシュに,黒,紫をベースにしたジャケットを羽織っている。
この服を着こなせるのはアニキしかいない,とつくづく思う。
「今日は,俺がエスコートするからな!」
「ありがとうございます!アニキ!」
あぁ〜楽しい。この会話だけでも幸せを感じる。
「何,ニヤニヤしてるん?笑」
そんなにニヤニヤしてなかったと思うけど。
こんなに細かいところに気づくなんて。
さすがホスト。
「えぇ〜?別に〜?」
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何時間経ったのだろう。
僕らは街を歩いた。
その時,アニキのスマホが鳴る。
「…もしもし。え?指名?俺が?や,今日は無理っす。…は?来なきゃクビ? オーナーの娘だからって…分かりました。」
嫌な予感がした。
「ごめん!俺行かなきゃ行けねぇわ。」
「大丈夫です!アニキ!頑張ってきてください!」
的中。悲しいなぁ。今日は記念日なのに。
僕も魔の研究でもしに行こうかな。
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12時30分
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あぁぁぁぁぁぁぁ!!!
やばい。大ピンチだ。
門限は10時30分。
魔が暴れてしまい,長引いてしまった。
ヴァルツのみんなにも助けを求めた程だ。
大丈夫。アニキは慈悲深いから許してくれる。
きっと。
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「…ただいまぁ。」
良かった。リビングの照明は落ちてる。人がいる気配はしない。
ふぅ…。
と,胸をなで下ろした時。
「なぁ。hr。今何時だァ?」
後ろから手を回され,身動きが取れない。
「カヒュッ…」
喉から聞いたこともないような音がなり,胸の鼓動は激しく波打つ。まるで耳の後ろに心臓があるのではないかと不安になるくらいうるさかった。
「…1…じ…で…ッッ!!!!!」
ボコッ━━━━。
言い終わる前に殴られた。初めて。
「い”ッ…痛いッ…アニキィっ!!」
fwさんは理性を失ったかのように,kdの上に馬乗りし殴る。蹴る。 そのうえ,罵詈雑言を浴びせてくる。
「hrぅ~?これはお前のためを思ってやってるんだからなぁ…?」
なら仕方ない。kdが遅れたのが悪かったから。
アニキはこんな僕を見放すことはせず,助けてくれる。…♡
そんな甘い言葉に心は揺さぶられ,痛い,という感情の上に「気持ちいい」という感情が覆いかぶさった。
5分後には,痛かったことも忘れ,快楽に溺れていた。
「ん”ッ…♡アニキィッ…」
もっと。もっと。と彼の理性を煽る。
首の後ろを思い切り叩かれ,意識が遠のく。
最後,僕の目に映ったのは海老色の液体が着いた拳だった。
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「ごめんっ…ごめん…hrぅ…俺,kdが居なきゃダメになるねん…だからぁっ…捨てないでくれッ…」
アニキの目には涙が溜まり,鼻をすする音が微かに聞こえる。
「大丈夫ですよ。大丈夫ですってw…悪いのはkdですし。」
「なら良かった…もうこんな思いはさせないからな。ずっと俺といてな。」
大丈夫です。アニキ。kdはアニキを捨てたり,見放すことはしません。
だから。アニキも。
捨てないでね。
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ラストの投稿は,最初の投稿のリメイク版です
あんまりいじりたくなかったのでほぼ手をつけてないです
今までありがとうございました!
コメント
2件
はあーーー、、、、、、、好きだ
あーー 最高...👍