テラーノベル
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特 に い う コト な し っ ❗️
す た ー と し ま す ❗️
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目が覚めた。
当然、そこに待っているはずだった、
自室の白き天井は 、
こともあろうか、
すっかり青色に染まっていた。
突然の視界を前に、
俺は頭をしばらくの間、
動かせなかった。
-数分後-
呆然としていた俺は、
周りに目を向けた。
そして、うなった。
あたりにあったもの。
それは。
【すな 、スナ 、砂 !!】
何回も、頭の中に居残るそれを、
俺は眺める。
いや 、砂しかねぇじゃん 、..
そして、俺は気づいてしまった。
そう、ここは
..
“純的 独本”の世界だ。
まさかの、
平凡な俺は、
大人気小説の中に、転生してしまったのだった。
これから、どうする。
いや、まずは、食料 ..
無いな、
本当にここが小説の世界なら、
そんなものはとっくのとうに、
地球上から尽きている。
どうするか。
..本当に、孤独になった。
千切は、こんな気持ちだったのか。
いつから。
何年彼は、この世界を耐えてきたんだろう。
『お “い、御前、』
急に声をかけられ、びくりと体が震える。
『な,,この世界に、ひとが ..っ!?』
そう、俺は、一瞬期待した。
もしかして、と。
でも、それは、甘い、考えだった。
『あなたは ..』
俺が見たのは。
白髪でありながら、
まだ比較的若く。
しかし、目の輝きは、とっくに消え去った、
矛盾を体現したようなヤツだった。
『あ 、なた ..だれすか、?』
『私は、、
この世界の創造主。』
驚いた。
だって、この世界を作ったのは、
孤独の主、【ヴォルケーノ】だったからだ。
彼は、作中きっての悪役。
弟を手先に使い、
地球から水を消した。
水がなければ、まず生活はできない。
次に彼は、建物を壊した。
建物がなければ、生活が難しい。
そうして彼は、地球上から、
生物を消した。
と、書いてあったと思う。
『【ヴォルケーノ】..!』
『はぁ 、そんなくだらない名前、
とっくに捨てた。
地球から生物を消した時点で。』
『どうして、?』
疑問になった。
なぜ、こいつは、生物なのに、
生きていられる?
『それは単純だ。
俺は、孤独を糧に、生きていける。』
なんと言う厨二病 設定。
さすが。
ファンタジーといったところか。
『.. 寂しく無いんですか。』
『今更何を、寂しがればいい?』
『.. え?』
『そろそろ行く、御前は帰れ。』
手元にあった時計を見たヴォルケーノが、言う。
『い や!帰れないんですよ、!』
俺は、今までの経緯を話した。
『ふうん、なるほどな、
御前、この世界の住人じゃ無いのか、』
『招かれざる来客といったところだな。』
『たまにいるんだ。なぜか来客がな。』
それは、たまに転生してくる人がいると
言うことなんだろうか。
『あの、』
『早く行け。余計なことを詮索せず。』
『この世界のことと深く触れ合えば、
帰れる確率が減るぞ。』
ゴウウッ
謎の音がして、
振り返ると、そこには不気味な穴が空いていた。
ここから帰れと言うことらしい。
“でも。”
かえってしまえば。
千切の心に寄り添うことはもうできない。
ヴォルケーノのことを知ることも。
何より。
俺が、しんどい。
『まだだ。』
『..は?』
突然俺が発した言葉に、
ヴォルケーノは困惑している。
『俺はまだ、ここにいるっ、!』
『..帰れ。中途半端な気持ちで、
この世界に首を突っ込むな。』
『俺は、あなたのことを知りたい。』
『っ、!?』
驚いたように目を見開く彼に、
俺はいった。
『教えてください。あなたの、
今の名前を。』
『..そうか。』
ぽつり、と、
言葉が落とされる。
『なぜだろうな、
なんだか、心が重くなった。』
『俺が、想いを注いだからです。』
『..御前には、覚悟があるか。』
『はい。』
『この世の孤独を全て背負う、
覚悟が。』
『はい。』
『なら、。
試してみるんだな。
俺の孤独を、埋められるか。
“アイツ”のことまで、
守れるか。』
アイツ、とは誰か。
千切のこと?
それとも、ヴォルケーノの
弟こと?
わからない。
でも、俺は、この選択をした。
『全部背負い切って。
全部どっかに捨ててやります。
人のいない、遠くまで。(微笑』
『..御前、名前は。』
『潔 世一 です。!』
『潔、か。覚えておく。
俺の名前は、糸師 冴 だ。』
そう、残して。
冴は、消えた。
長くなってごめんっ、
次、千切でますっ!
あと、他の人も.. !
だいたい、5から10ちょっとで、終わらせますっ!
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