テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#塩レモン
comi
2,180
ゆ。
1,456
omame
2,156
🤍「じゃあね、勇ちゃん」
🩷「ッ!」
🤍「勇ちゃん?……」
🩷「あ~、ごめん、ごめん.…」
🤍「?…」
少しだけ慣れてきた。
🩷「ねぇ、柔?」
🤍「ん?、」
🩷「今日の天気は?」
そう聞くと、柔は不思議そうにこうつぶやいた。
🤍「ん?、今日の天気?」
🩷「うん、どうだっけ?」
そう言うと、柔は馬鹿にしたようにこう言う。
🤍「忘れたの?、笑」
🤍「今日は1日中雨じゃん、笑」
🩷「いや、ふと思って…」
🩷「あ、そうそう…」
🩷「こんな雨振ってるし、車で送るよ」
そう言うと、柔びっくりした顔でこちらを見つめてくる。
🤍「え、いいの?」
🩷「うん」
🤍「じゃ、お言葉に甘えて!」
🩷「ッ、嗚呼、」
柔の笑顔に、思わず引きつられてしまう。
🤍「勇ちゃんの車乗るの何ヶ月ぶりだろ?、笑」柔が無邪気にそう言う。
🩷「た、確かに久しぶりだな…」
🤍「勇ちゃんの車、なんか好きなんだよな~」
🩷「笑、なんでだよ、?、笑」
思わず笑えてくる。
🤍「なんでだろ、笑」
フロントガラスに反射して見える、柔の横顔は桜の木のように切なく、美しく見える。
🩷「今日は、帰り道変えてみるか、ボソッ」
そう呟く。
雨という事もあり、柔には聞こえていなかったようだ。
車の外を眺めている。
🩷「外、眺めいいか?、」
ふと、聞いてみる」
🤍「ううん、」
少しの間が空いてから、柔が呟く。
🩷「じゃあ、なんで見てるんだよ?」
🤍「わかんない、笑」
🩷「笑、」
🤍「勇ちゃん、ありがとね?」
🩷「嗚呼…」
あの後、無事柔の事を家まで送り届けた。
🤍「じゃあね、」
🩷「おやすみ」
そう挨拶をし、柔は家に戻っていった。
🩷「疲れた~」
柔を、助けれた事で一気に疲れがやってくる。
🩷「柔も、助けれたし安心して寝れる」
そう呟き、ソファーに寝転んだ。
🩷「今日は早く眠れそう…」
コメント
1件
雨の日の車の中って、なんだか特別な空気が流れますよね。柔ちゃんの「わかんない、笑」って言葉に、いちばん胸がぎゅってなりました。本人も説明できないけど、勇くんのそばにいたいから外を眺めてたのかな…って思うと、すごく可愛らしくて。送りのシーン、ほっこりした優しさがじんわり伝わってきました🌷