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小島は巨人。
元気な声で叫んでいた、13.14歳くらいの男たちが4.5人で集まって賑わっていた。
どうも、アイスバーの引き換え券が当たり、誰が貰いに行くかという論争になっていたらしい。買った人が行けばいいのでは?。と思うかもしれないがその男は周りよりも20cm程大きくクマのような図体を持ち、そこら辺のヤクザよりも何百倍も怖い強面を顔に貼り付けていた。その少年はとても少食らしく、アイスバーも1本で腹を満たせるような。まさに「痩せの大食い」という言葉の対義語になりそうで「太っちょの少食」と言いたいぐらいであった。
「太っちょの少食」の少年は小島と言ったらしい。こんなに、名前と合わない男は居るだろうか?その男はラグビーをしていたらしい。それを知ると周りの少年たちは同時に「そうだろうな。」というようなあいづちを交わした。
でも1人だけは頷かずにアイスバーをがむしゃらに咥え、それだけにフォーカスを当て人の話を聞く耳すらないようであったその男はとても、痩せ細った体をして、小熊のような優しげのある顔であった、まるで小島とは日本とブラジルとのような対になるような存在だった、その男もなんと小柄をしているのにも関わらず「大山」という名前を持っていたらしい。
大山はとても強欲で高慢であった、それでも小島とは幼なじみであり仲がいいため、小島の友達とはなんとか仲良くは出来ているらしい。
小島は人気者らしい、その理由は「女子にモテないから」また「優しいから」という単純な理由であった。大山は嫌われ者らしい、これは小島と対義ではなく、女子、男子ともに嫌われているらしい、だが、ルックスもダメ人気度もダメな大山はとてもセンスがあり「才能の原石」という言葉がピッタリの男であった、ピアノやギターなどの楽器は2週間で上達し、サッカー部や野球部の得点王になったり、美術部では練習で描いた絵が学校の並べられている額口のひとつになったらしい。色々な部活を入っている大山は顧問にだけは、人気があったが大山は飽き性のため同じことをずっとするのは嫌いだったのである。小島は大山に「お前なら続ければプロになれるだろ」といれたが、どうもネガティブらしく「なれない、なれない」などと連呼していたらしい、