続きーーーーー>
きんとき視点
な「、、とき!!!」
な「きんとき!!!」
きん「ん、、
俺は、、」
な「良かった、、、急に倒れるからびっくりしたよ」
きん「なかむ、、」
な「何?」
きん「なかむの本当の未練は、
“俺とずっと一緒”
にいる事だろ」
な「、、、覚えてたんだ」
な「そうだよ、、
俺らがまだ小さいとき
向日葵の見える丘で指切りをした
あの約束、、」
な「“ずっと一緒”
でもそれは叶わない
最初は俺も叶うと思ってた
だけどやっぱり幽霊の俺と
人間のきんときでは
一緒にいる判定には、ならないらしい
もし俺の未練を叶えるには、
きんときを幽霊にしないといけなかった
当然俺には、そんな事出来ない」
きん「じゃぁ、なんで死んじゃったの?」
な「、、、俺、虐待を受けてたんだ」
きん「え、、」
な「毎日同じように
蹴られ、叩かれて、罵倒されて
そんな事にたえられなくなって
俺って何のために
生きてるんだろうって、、
今は、死んだ事に対して後悔しかないけど」
はじめて知った
俺の中のなかむは、いつも笑顔だったから
でも今考えると
いつもなかむは何処かしら怪我をしていた
なんで気づかなかった、、
あれだけ近くにいたのに、、、
きん「ごめん、、、ごめん、、なかむ、、
苦しかったよね
気付かなくてごめん、、、」
な「きんときのせいじゃないよ、、」
泣いた、二人でずっと
きん「ねぇ、なかむはこれからどうなるの?」
な「俺のことは、もうすぐきっと、きんときも見えなくなってしまう」
きん「え、、」
な「実はこうやって話せている事も、奇跡的なんだよ、普通なら他の4人みたいに記憶も全部なくなってしまうから」
な「多分神様が哀れな俺につけてくれたオマケのようなものだろう」
きん「じゃぁ、俺も幽霊のなかむを忘れてしまうの?」
な「いやそれは、無いと思う
俺の未練がきんときだから」
きん「でもなかむは見えなくなってしまうから独りになるだろ、、」
な「そうだよ、、」
な「でも大丈夫、俺はずっときんときのそばに居るから、」
きん「でも、、、」
な「きんとき、、」
きん「分かった、ずっと見ていて
俺、なかむの分まで生きるから、、」
な「うん、見守ってる
きんときがおじいさんになってもずっと!」
次へーーーーーー>
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!