テラーノベル
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いきなり話書きたくなって書きました
※死ネタ
登場人物sho、zm、rbrのみ
病み要素あり
腐(rなし)
最後に解説あり
御本人様には関係ありません
捏造しかないです
かなり無理やり要素を詰め込んでいるため見ずらいです
小説初投稿
なんでも許せる人だけみてください
わんく
俺はあいつが好き。
俺とあいつは幼馴染だった。幼稚園からずっと一緒。家族ぐるみの仲で、小学校、中学校、高校と、あいつと同じ学校に進んだ。全てはあいつと一緒にいるため。そのために必死に勉強した。あいつの趣味、嗜好、特技、好きな食べ物、嫌いな食べ物、好きな色から、どんな夢を見るのかまで、全てを把握したい。そして俺はあいつの最高の親友という立場を保ち続ける。あいつの好みに合わせ、あいつの好きな話題を振り、あいつと一緒に行動する。あいつはゲイじゃないから俺のことなんか絶対に好きにならないはずだ。それならせめて親友になる。一生をかけて守り通す。そう決めていた。
中学1年生の秋、あいつは好きな女の子に告白したみたい。その時はまだあいつはただの仲の良い親友で、特別な感情など向けていなかった。俺達の中学校は田舎で、人も全然いなかったし、一学年一クラス、人数は大体30人。そして、大体が小学生からの仲だった。クラス替えという概念も知らず、ただずっとあいつと一緒にいたからあいつのことなら他の誰よりも知ってる、そう思い込んでいた。のに、あいつの好きな人なんて知らなかった。相談も受けてない。噂にも聞いていない。あいつは告白して、振られて、俺に泣きついてきたのだった。 学級委員を努め、テストでも高い点数を出す、まさに優等生のあいつが、野球ばっかやって勉強のべの字もない俺に泣きついてきた。
昔からどことなく壁があり、自分のことをあまり表に出さないあいつは、弱みを見せることなどありえないはずなのに。おそらく長年片思いしていた相手だったんだろうなあ。親友と思っていたのは俺だけじゃなかった。そして他の誰よりもまず、この俺に話してくれた。そう思うとどうしようもない独占欲に襲われた。そして、何より俺に話してくれたときのあいつの顔、桃色の瞳を濡らし、嗚咽をあげるあいつを見たとき、
俺は恋に墜ちた
俺はあいつが好き。
一目惚れだった。春風に靡く黒髪、透き通るような大きな桃色の瞳、小柄な身長、制服がなければ女子と間違えていただろう。全てに惹かれた。こんなこと初めてだった。俺はゲイだったのかと不安になったが、好きになったのだから仕方がない。どうしようもない。だが、確実に言えることは、あいつをひと目見た瞬間
俺は恋に落ちた
あいつとは同じクラスになった。とても嬉しかった。これでたくさん話すことができる。休み時間になり、話しかけに行こうと思ったら、他のクラスから人が来た。入学初日なのに。知り合いでもいるのだろう。そう思っていると、そいつは俺が話しかけようとしていたあいつに話しかけた。話の内容を聞いてみるに、おそらく幼馴染のようだ。一緒に帰る約束をしているらしい。
次の日、俺は朝早くあいつに話しかけた。そいつの名前はロボロというらしい。ロボロは、たくさん話してくれた。ロボロは見た目の割にしっかりしていて、なんなら俺よりも精神年齢が高そうだった。最初はその見た目とのギャップに驚いたものだが、話してみるととても面白かった。今までこんなに気が合う人はいなかったんじゃないかと思うくらいに。
それから俺たちはよく二人でいるようになった。しかし、気になることがあった。毎日のように、ロボロの幼馴染が来るのだ。そいつは黄色の瞳を携えて、ロボロに馴れ馴れしく接する。こちらとしてはあまり面白くないが、そいつとも仲良くなれたらいいなと思い、ロボロに聞いてみた。ロボロが言うには、そいつの名前はシャオロンというらしい。やはり幼馴染で、大親友らしかった。それからシャオロンが来るたびに話しかけて、仲良くなれた。ロボロ以外にも、シャオロンともこれからずっと仲良くできたらいいな。心からそう思っていた。
高校に入学してから、すぐに友達ができた。名前はゾムというらしい。明るくて、よく話しかけてくれるし、俺の幼馴染で親友のシャオロンとも仲良くなった。それから、ゾムとシャオロンとよく一緒に帰るようになった。ゾムはシャオロンのことを気遣ってくれているようだし、シャオロンもゾムと笑顔で話していた。二人とももっと仲良くなってほしいな。夏休みが始まる終業式の日。帰っていると、俺は綺麗な宝石のような植物を見つけた。黄緑や黄色などの色とりどりの綺麗なガラス玉がついている。こんな花初めて見たなあ、と思いつつも特に気にも留めず帰った。明日から夏休みなのだ。夏は好きだ。少し暑いが、カラッと乾燥して晴れた日が続き、なにより夏休みには友達とたくさん遊ぶことができる。逆に冬はというと、湿気が高くジメジメしていて、暗いし、寒いし、嫌になる。春と秋は、本当に短く感じる。大した特徴もないし、一瞬で過ぎ去ってしまうように感じるのだ。そうだ。夏休みには、シャオロンとゾムを誘ってどこかへ遊びに行こう。
なんで、あいつと仲良くしてんの?ずっと俺と一緒だったよね?小学校でも中学校でも一緒にいたよね?クラスが離れてもずっと二人で仲良くしようって言ったよね?俺だけじゃなかったの?なんで?なんで、
あいつからあの連絡が届いたとき、頭の中はパニックになった。ゾムと俺と一緒に?最初は何を言っているのかよく分からなかった。辛うじて読めるのはその文字くらいで、それは、声に出すのも恐ろしいほどに、俺の脳は理解を拒んだ。「今まで二人っきりでずっと遊んできたのに…?」つい、口に出したのが悪かった。その声は酷く震えていて、自覚したくない思いを再自覚させようとするように、俺の脳に重く響いた。人間の脳というのは不思議、いや、皮肉なもので、覚えておかなければならないことは忘れて、思い出したくないことは心に強く根付きトラウマとなり、理解したくないものは、その意思に強く反するように、否が応でも理解してしまうのだ。
苦しかった、怖かった、悲しかった、色々な感情が混ざり、嫉妬で腸が煮えくり返る。それはいつでも心の底に渦巻いていた。吐き出してしまわないとどうにかなりそうだったんだ。
ある日、ロボロが俺に相談してきた。どうやら、シャオロンと喧嘩したらしい。こちらから見ても、あの二人は仲が良かったので、そんなことあるんだなあ、と思いながら話を聞いていた。喧嘩した理由は、シャオロンがロボロに介入しすぎたかららしい、しかし、その話を聞いているうちにあることに気づいた。気づきたくなかった。いや、その時気づいていなくてもいずれはこうなる運命だったのかもしれない。
シャオロンはロボロのことが好き。この事実に気づくにはあまりに早すぎた。そして、タイミングが悪すぎた。今になってみると、こうなることは必然だったのだろうか。
酷く嫉妬した。ライバルがいることに焦りを感じた。あの二人の間に溝ができているうちに、そこに付け入るしか選択肢はないのだ。
それから、俺はしつこくロボロに話しかけた。あいつの趣味、嗜好、特技、好きな食べ物、嫌いな食べ物、好きな色から、どんな夢を見るのかまで、全てを把握したい。シャオロンがいないうちにロボロを自分のものにしたい。
シャオロンとロボロは話さないでほしい。
そして、二人が喧嘩しているうちに、ロボロはあいつよりも俺の方を好きになってほしかった。 俺は恋に墜ちていた。
「あのさ、もうゾムと仲良くしないでくれない?ゾムっていうか、俺以外の人と、」
ある日、あいつが、俺とゾムを誘って3人で海に来た日。あいつに言った。今、ここは二人きりだ。時が止まったようだ。時間の流れがやけに遅く感じられた。 あいつはとても驚いた顔をしていた。潮風が髪を靡かせ、視界の邪魔をする。少し苛立ちながら目の前の男を見ると、あいつは、ローズクオーツのような大きな瞳をさらに大きく見開き、言葉を失っていた。
「…なんで?」
なんでって…わかんないの?こっちが聞きたい。なんで他の人と仲良くすんの?
なんであいつはわかってくれないんだろう。こんなに大事にしてるのに。
「ロボロが大事だからだよ。俺だけを見ていてほしいんだよ。」
刹那、ロボロの顔が大きく歪んだのがわかった。
なんか最近、シャオロンがおかしい。夏休みが始まり、久しぶりにシャオロンに会ったとき、違和感に気づいた。今までこんな感じだったっけ、という疑問は、ちょっとの努力では拭い去ることは出来ない。まあ元からちょっと独占欲というか、執着心が強いやつだったが、なんだかなおさら酷くなってきているように感じた。高校に入学してから?いや、今気づくと、ゾムと仲良くし始めてからな気がする。しかし、それが確信に変わったのは今日、シャオロンに会った時だ。
「あのさ、もうゾムと仲良くしないでくれない?ゾムっていうか、俺以外の人と、」
シャオロンにそう言われた。
…なんで?
どうして決められなくてはいけないのか、分からない。ただ、その瞳は暗く、濁っていた。キラキラと輝く水面に光が反射する。それは白昼夢のように神秘的な輝きを放ちながら、俺の脳を割った。直射日光が目に刺さる。
その瞬間、世界にヒビが入った。
最近ロボロがおかしい。どうしてだろう。以前のような様子ではなくなった。どことなく暗い、とても分かりづらいけど、無理をしているような気がする。シャオロンと喧嘩してからだろうか。それとなく声をかけてみるも、返ってくるのはいつも通りの返答だった。しかし、待っている暇ではない。二人が喧嘩している間に、俺はロボロと距離を縮めなければならない。そして、シャオロンよりも、俺を好きになってもらわなければならないのだ。いつの間にか権利から義務になったこの思いは、いつだって無意識下だ。期間は決まっていたはずなのに、永遠に続く想いの基になるのだろうか。いや、きっとこの気持ちは、未来への餞になるのだろう。
ロボロの瞳のように綺麗なピンクの花が咲いているのを見ながら、俺はロボロの家に向かった。一緒に学校へ行くついでに、聞きたいことがあった。朝っぱらから大きな声で鳴いているカラスの大群を無視して、ロボロの家につくと、意を決して半ば強引にロボロに問い詰めた。最近おかしくないか。何か悩んでいることがあるなら教えて欲しい。ロボロは、言うことを暫し躊躇っていたが、観念したように教えてくれた。ロボロは、シャオロンとの喧嘩を本当に深刻に悩んでいるようだった。ここまで喧嘩した相手のことを考えているロボロに腹が立った。しかし、何も知らずに現を抜かしている間に、ロボロはこんな目に遭っていたのかと思うと悔しくてしょうがなかった。そして、それ以上に、ロボロからこんなに思われているシャオロンに強い憎悪を覚えた。
…あいつなんていなくなればいいのに
俺はあいつが嫌いだ。
俺がどれだけあいつを大事にしているのか、わかってくれない。俺なりの愛を受け取ってくれない。あの頃からあいつは首を縦に振らなくなってしまった。自分を怖がっているように感じるのだ。こんなつもりじゃなかった。ずっと俺だけを見ていてほしかっただけなのに。どうしてこうなってしまったのだろうか。
俺があいつに恋してからちょうど三年、あいつとの溝は、ますます深くなっている気がした。…俺は、あいつの親友じゃなかったのか?あいつを一生をかけて護り通すのではなかったのだろうか。義務から権利になってしまった。小さい頃に一生をかけると決意した思いは、一生という言葉の定義を忘れたかのように、目を離していた隙に崩れ去っていた。一種の条件が必要な俺たちの恋は、この世界では生きることができなかったのだろうか。はるか昔の俺と交わした約束を、自らの手で壊した事実に吐き気を催す。小学校のときに、俺はあいつに言った。「ずっと一緒だよ。」そしたらあいつは笑って頷いたんだ。下校途中の、乾いたあぜ道、周りには真っ赤な彼岸花が俺たちを祝福するかのように咲き誇っていた。俺はそれを映画のように見ている。脳裏に映ったこの映像は、主人の命令を無視して流れてくる。変な感覚だ。現実ではないような感じがする。そのとき自覚する。そうだ、俺たちはあのときとは違うんだ。
俺はあいつが嫌いなのだ。ヘラヘラ笑い、他のやつと楽しそうに話すあいつが憎い。初めてみたあの顔、俺が恋したあの顔を、俺は愛しているのだ。そして、俺だけを頼ってくれる彼が好きなのだ。周りに誰もいなくなって俺だけを見てくれる彼 に恋をしたのだ。ローズクオーツの瞳を涙で濡らし、俺にしがみついてくる彼を。
その美しい瞳に映る俺は、何か大切なことを思い出したかのように瞳を決意で光らせて、笑っている。まるで三日月のように綺麗な弧を描くそれは、不自然なほどに美しく見えた。
俺はあいつが嫌いだ。
ロボロを困らせ、彼が深刻なほどに思い詰める原因となったお前が憎い。あいつと喧嘩してから明るかった彼はどこかへ行ってしまった。俺はあいつの笑う顔が好きだった。ローズクオーツの瞳に光を反射させ、春の桜のように美しく咲き誇る彼の笑顔が好きだった。しかし、あいつは笑わなくなってしまった。いや、笑えなくなってしまったのだ。どうしてあいつはロボロのことが好きなはずなのに、ここまで追い詰めるのだろうか。理解ができなかった。理解もしたくなかった。ロボロには、あいつのことなんか忘れて、ただ、俺と笑って過ごしていてほしかった。
相談があって、放課後ゾムを呼び出した。学校の図書室。今は一人も人がいない。やってきた彼は、心配そうに俺を見た。
「相談って、何?」
そういう彼の声は、ひたすらに優しかった。
実は、シャオロンと話し合って、仲直りしようと思ってて…そう言うと、あいつは一瞬顔を歪めた。しかし、すぐに戻って、「ええんちゃうか。応援するで、頑張ってな。」と言ってくれた。本当に嬉しかった。二人共、俺の大切な親友だ。嬉しさからか、今まで一人で溜め込んできたものを認められたお陰からか涙が出てくる。慌ててそれを拭こうとすると、ゾムがティッシュを渡してくれ、「話してくれてありがとうな。」と言った。あいつと話さなくなってから、ゾムだけがずっと頼りだったのだ。
「ありがとう。ゾムは本当に一生親友やで。」そう言うと、彼は嬉しそうに顔をほころばせた。
帰る準備をしていると、先生に呼び止められた。どうやら一ヶ月近く借りている本を返却しろという催促が来たようだ。面倒に思いながらも、早く返して帰ろうと思い、本を手に図書室へ向かう。
中から声が聞こえてきた。…珍しい、あんまり人来ないのに、そう思いながら中を覗くと、ロボロとゾムがいた。咄嗟に隠れ、耳を立てる。
「ありがとう。ゾムは本当に一生親友やで。」あいつの声が聞こえてきた。
え?
なんで?俺は?俺は親友じゃないの?ゾムは?どうして?頭が一瞬で真っ白になる。ロボロは泣いているようだ。ゾムに相談をしていた?「あ…」パニックに陥り、息が浅くなる。目からは涙が出てくる。すべての感覚がなくなったようだ。今まで必死の思いで立っていたガラスの床が音を立てて崩れるのがわかる。足場がなくなった。先程聞いた音はノイズのように耳を右から左へと侵食していく。焦った俺は、棒のように固まった足をなんとか動かし、 その場から一目散に離れる。どうやらバレてはいないようだ。あいつは俺の方を見ていなかった。俺が本来いるべき場所にはいつの間にかあいつがいたのだ。俺の居場所はすでになくなっていたのだと思い知る。その時、俺のやることは決まった。
明日は、終業式だ。明後日から冬休みが始まる。明日、シャオロンを一緒に帰ろうと誘い、仲直りすると決めた。明日に向けて、早めにベッドに入る。
その晩、夢を見た。琥珀と翡翠が、俺を捉える。反射でキラキラと輝きながらその表面に見慣れた顔を映す。その顔には、恐怖が染み付いている。突如、足元がなくなる感覚がした。足はそこにあるはずだった床を貫通し、伸ばした手は宙を切った。重力は歪み、視界が暗転した。
息が荒くなって、俺は思わず跳ね起きた。
12月の終業式の日、ロボロに、一緒に帰ろうと言われた。俺は驚いたが、それに同意した。雨が降っていて、少しだるい気がする。心なしか、頭が少し痛い。辺りは肌寒く、吐いた息は白くなって天へ昇っていってしまう。どこかから、教会の鐘の音が聞こえてきた。その時ロボロに話しかけられた。
「ごめん」
「え?」
いきなり謝られて、動揺した。
「全然シャオロンと話してなかったからさ、また一緒にいたいと思って。」
また一緒にいたい?それで謝ってくるのが意味が分からなかった。
「いや、なんで謝るん?」
「え、なんでって…」
「別にロボロは何もしてないじゃん」
ロボロは無言になった。予想外の返答だったのだろうか。俺は彼に向かってにっこりと微笑みかける。驚いたような彼と目を合わせると、傘をコンクリートの地面に落とした。目を見開き、足の動きを止めた彼に手を伸ばす。そして、そのままその首を締め上げた。彼は最初は何が起きているのかわからないようだった。数秒ほどしてから、自分の今置かれている状況を理解する。それからは苦しそうに息を上げるも、酸素はどんどん少なくなっているようだ。
開いた口は苦しそうにも見えるが、それよりもそこから発される言葉にならない音が どうにも俺を高揚させ、苦しそうに顔を歪ませた彼は、この瞬間を切り取って、そのまま保存したいほどにこの世で一番の芸術品に見えた。露わになった、美しいガラス玉から涙を溢す彼の姿はとても綺麗だ。彼は必死に抵抗するも、頭にも酸素が回っておらず、パニック状態に陥っている。それ以前に、この体格差ならば俺が勝つのは必然なのだ。
一生、二人だけのこの時間が続けばいいのに。心の底からそう願った。やっと元に戻った。これが自然な状態なのだ。最初からこうだったのだ。あいつではない、俺が一生この場にいられる権利があるのだ。あいつにはそれがない。許すことなどできない。スタートラインが違うのだから。俺は幼馴染、幼稚園からずっと一緒。小学校、中学校、高校と、ずっと同じ学校。対してあいつは高校でたまたま同じクラスになっただけだ。俺が一番ロボロを、彼を愛しているのだ。
口から乾いた笑い声が漏れる。頬を雨が伝う。目頭が熱い。本当に俺は彼が好きなんだなあと自覚する。
彼は、もう気を失いそうだった。
やばい、遅れた。今日は委員会に部活が被って、かなり遅い時間まで学校に居た。今日は終業式なのだから午前中に帰れるはずなのだが今はもう5時半だ。外を見ると、もう真っ暗だった。午前中に降っていた雨は止み、かわりに月が顔を覗かせている。ロボロ、シャオロンに伝えられたんかな。
「月、綺麗やなぁ…」
空には、満月が美しく輝いていた。
解説
一人称視点だったため、見にくかったかもしれません。 流れは、
(1)sho視点
rbが好きになった
(2)zm視点
rbが好きになった
(3)rb視点
夏休み遊びに行こうみたいな
(4)sho視点
zmに対する嫌悪と嫉妬
(5)zm視点
shoがrbを好きだと気づく
(6)sho視点
rbに、自分以外と仲良くするなと言う
(7)rb視点
shoの様子がおかしいと気づく。(6)のrb視点
(8)zm視点
rbの様子がおかしいと気づく。shoに対する嫌悪
(9)sho視点
rbが嫌い。rbの泣いているところが好き
(10)zm視点
shoが嫌い。rbが好き
(11)rb視点
図書室でzmに相談
(12)sho視点
(11)のsho視点
(13)rb視点
夢の中
(14)sho視点
rbの首を締める
(15)zm視点
外の満月を見ている
でおわりって感じ
shoとzmがよく対比して書かれている
・初恋 春と秋
・泣いた顔がすき、 笑った顔が好き
・幼馴染、 出会って一年
・琥珀、 翡翠
etc
逆に共通して書かれているところもある
・二人共、好きになってから桃色→ローズ
クオーツ
・始まりとか終わりの文
etc
対比の意味
・三日月…物事の始まりや新しいサイクルの開始を象徴
・満月…達成、完了、浄化、 願いが叶う
・恋に落ちた、墜ちたの2パターンがある
・守る(留める、保つ、keep)、護る(敵から まもる、protect)の2パターン
花言葉
・桜…精神の美、純潔
・彼岸花(shoが見ていた花)
…死、永遠の別れ
・夾竹桃(zmが見ていた花)
…危険、注意
「ロボロの瞳のように綺麗なピンクの花」
・スグリ(rbrとshoが見ていた花)
…あなたに嫌われたら私は死にます
あなたの不機嫌が私を苦しめる
「黄緑や黄色などの色とりどりの綺麗なガラス玉」
「露わになった、美しいガラス玉」←本当は瞳だけどスグリとしてみてくれ
夢占い
・高いところから落ちる夢(rbrが見た夢)
…プレッシャー、何かから逃げ出したい気持ち
夢じゃないけど夢占い要素
・高いところから落ちる(sho)
…rbrのと同じ
・カラスの大群(zm)
…大きなアクシデント、身近な人に災難が降りかかる可能性
shoはロボロだけ見ているけれど、zmはrbrとshoを見ている
shoはあくまでrbrではなく、rbrの泣いている、弱っているときが好き(zmはrbr全体が好き)
→好きになってから、rbrの泣いているとき をあいつではなく彼と言っている
zmは、rbrと名前で呼んでいるがshoはあいつと、代名詞で読んでいる(付き合いの長さ)
琥珀や翡翠、ローズクオーツなどのパワーストーンは、高温や直射日光や高い湿気に弱く、ヒビが入ったり、変色したりする
全体を通して、shoは秋、zmは春にちなんだ描写がある(初恋している)
→zmは、rbrを守ることができなかった
=春が来る前に物語が終わっている
→rbrは、春や秋は特徴がなく、一瞬で終わると言っていることから、それらの季節に恋をしたshoやzmの気持ちに全く気づいていない
海のシーンでshoが苛ついたのは、髪が邪魔だったせいだけではなくて、潮風が動きを与えたせいで、二人きりで時が止まったような気がしなくなったから。「二人きり」ということにshoが深くこだわるシーン
あとshoは離人症になっています。あの彼岸花のところでわかります。
離人症になる原因…対人関係のストレスやトラウマなど
離人症の特徴…「自分が自分でない」 「周囲が現実ではない」という感覚
世界がぼやけたり、夢の中にいるような感じがしたりする
あと若干rbrもそんな感じがあります
(白昼夢のところ)
ちなみにここの終業式の日はクリスマスイブです。クリスマスは恋人たちのなんたらとか言うけどその日を迎えることはありませんでした。
結果として、rbrは絞殺されました。shoは自殺しました。残ったのはzmだけですが、最後に満月が出ていることから、shoの眼中にはrbrしかいませんでした。
zmはrbr以外にshoにも言及していて、rbrも琥珀と翡翠というように対比して言ったり、親友と言ったり、3人組という意識をしていたため、一人だけ残った構造になったのは結果的にshoが主人公だったのかもしれません。
あと、今日1月3日は一応満月です。
1万字お疲れ様でした💪
コメント
4件
本当に初投稿ですか? 最高すぎまじ上手いなー まじで大好き❤ ストーリーの構成も完璧ですごすぎる 神すぎる
天才か! 言葉遣いとか花言葉の意味とか素晴らしすぎる.... 内容もめっちゃすきだ〜✨️
語彙力ありすぎだよnamiさん! 自分長い文を読むのすっごい苦手だけどこれなら読めたわありがとう!!!