⚠gktu モブ(女)視点 学パロ(共学)
🦊 高3 ⚔️高1
途中で🦊視点になります。
私はモブ。至って普通の女子高生だ。でも、そんな私は今、恋をしている。
それは、、剣持刀也くんだ。
彼はかなりの優等生で先生にも好かれている。かといって特別真面目ではなく友達とふざける時はふざけ過ぎず楽しんでいる。
しかもかなり笑い方が可愛らしいのでめちゃタイプ。だから不思議なのだ。 なぜ3年の陽キャ、伏見ガク先輩と仲がいいのか。
この前ご飯を食べようと思っていたら刀也くんがガク先輩と楽しそうに話しているのを見た。彼の友人関係こんなにも広いのか、、、と思った。
「さて、そろそろ体育祭が近付いてきたから出る競技きめていくよ〜」
委員長が言った。
そう、そろそろ体育祭があるのだ。私としてはあまり動くのは好きじゃないけど刀也くんのかっこいい姿が見れるのでよしとする。
「よし!大体決まってきたね〜次は、、、借り物競争!出たい人は手、挙げて〜」
「おいw剣持出ろよww」
『えっっっ』
「そうだそうだ!どうせお前余り物選ぶつもりだろ!」
『なんでばれたの、、、』
「ほらな〜」
「いいじゃん、いいじゃん減るもんじゃねぇし」
『、、、はぁ、いいですよ分かりました』
「やったー!!」
「よし!勝った!」
『もぉww僕の優しさに感謝しろ』
「はいはいありがとうございます〜」
『ほんとに思ってんのかよww』
刀也くん借り物出るのか。頑張って欲しいな。あわよくば私が選ばれて、、
まぁ、そんなことないか、、。でもいつかこの気持ちを伝えよう。
その後全ての競技が決まった。ちなみに私は100m走だ。まぁ、、いいか。
、、、!あれは、刀也くん!?話せるんじゃないか?よし、勇気を振り絞って、、、
「刀也くん!」
『?あぁ、モブさん。』
「あの、体育祭!借り物競争頑張ってね!」
『んふふwありがとうございます。勝手に決められただけですけどね。』
『でも、やると決めたら頑張りますよ。』
「大丈夫だよ!絶対に勝てるから!」
『ありがとうございます。モブさんも100m走頑張ってください』
「あ、ありがと、、!」
『はい、それでは』ペコリ
「あ、うん!またね!」
やった!話せた!しかも私の名前覚えてくれてたんだ、、なんだか嬉しいな。
、、うん!本番頑張れる気がしてきた!ありがとう!刀也くん!
〜体育祭当日〜
いよいよ始まった、、!体育祭!
なんと、私と刀也くんは同じ青組なのだ。、、、ガク先輩もだけど。
一緒の組だと知った瞬間から私は嬉しくてたまらなかった。こんなにもいいことがあってゆるされるのか!?ありがとう、、神様、、
あ、ガク先輩だ。ガク先輩は、、、100m走か。私と一緒だ。
「位置について、よ〜い、、、パン!」
あれ、意外と速いな。あ〜、でも怪しいところだ、、大丈夫かな?
そう思った瞬間
『、、、がっくん!頑張れ!!!』
刀也くんの声が聞こえた瞬間ガク先輩が恐ろしい程に速くなり圧倒的な1位をとっていた。
すごいな、、友達の声一つでこんなにも頑張れるのか?いや、、勘違いか、、
私の結果は3位。まぁ、良くも悪くもない。もともと私は速くはないから、、 普通だな。
刀也くんの番がきた。この学校は普通に好きな人とか出るらしいからな、、、
嫌だな〜、それが出ないよう願う。
「位置について、よ〜い、、、パン!」
「が、頑張れ〜!刀也く〜ん!」
刀也くんが紙を選ぶ。内容を見た瞬間、すごい驚いた顔をしていた。
何が出たの、、?
あれ、こっちに来る。私、、じゃないな。そりゃそうだ。
ん?待って、その先はガク先輩じゃない?
さっきは刀也さんの声のおかげで1位取れたんだよな〜、、流石、俺の恋人!
そろそろ刀也さんの出番だな!頑張れよ〜刀也さん!
あれ、どうしたんだ?あんな驚いた顔して、、、あれこっちに来る。
『がっくん!』
「刀也さん!?」
『がっくん、きて!』
「、、もちろんっすよ!刀也さん!」
俺か〜、、何だったんだろうお題。せっかくだから1位とりたいよな、、
、、、よし!
「刀也さん!!しっかり俺の手、握ってて!」
『えっ』
パァーン
『がっく、ん、、速い、、』
「いや〜せっかくなら1位とりたいなって!」
『まったく、、しょうがない人だ、、』
「あっ!刀也さん、お題、渡さないとっすよ!」
『あ、、そう、ですね、、』
『どうぞ、、、』
ん?どうしたんだ〜?様子がおかしい、、
「お題は〜、、、、好きな人or恋人、です!」
「お題クリアで、1位です!!」
「え、」
恋、、人、?
「刀也、さん」
『、、なんだよ、』
なんだ、この恋人!可愛すぎる!!
「はぁ〜〜、、、可愛すぎんだろ、、」
『、はぁ!?なんだよ!なんかおかしいか!?』
「いや、、、」
だって顔真っ赤にしてるんだぜ?可愛すぎだろ。さすがにここで言ったら怒られそう、、
コソッ「後でちゃんと教えてあげますね♡」
『!?!?』
『なっ、、、やめろ!ばかぁ!』
「wwwwまぁまぁwそんなに赤くしないでww」
、、、まじか、二人ってそういう、、あ〜、はは
こんな形で振られんのか、、、、
周りはくそ騒いでるし、、、しょうがない切り替えよう。
はぁ、、疲れた、、
体育祭が終わった後、私は教室に忘れ物を取りに来ていた。
ガタッゴトッ
、、?なんだ?あそこの空き教室から物音がする、、
行っちゃだめ、と脳が理解している。そう、思うのに私は足が進んでいた。
そこには、、
『あっ、、がっくん、やめっ、、ん、』
「やめない、刀也さんが可愛いのがいけない」
『そんなこと言われても、、、あっ♡』
「こら♡声抑えて、聞こえちゃう」
『むりぃ、んぅ♡、あ、はっ、、』
「刀也さん、借り物競争の時、めちゃ顔赤くしててくっそ可愛かった」
「ほんとはあそこで襲ってても良かったんだぜ?」
『だめっ♡ここでもだめだからぁ♡はなっ、、』
「だからぁ、我慢した俺のことを褒めてね?♡」
『んぅ♡あ、♡ぁう、』
衝撃だった。私はそこから静かに去った。
、、去り際、ガク先輩と目があった気がした。
もう関わらないようにしよう。
かわいそ、あの子。俺のせいで刀也さんのこと諦めることになるのか、、
まぁ、誰にも渡さねぇし俺のだけどな♡
〜終〜
コメント
6件
お前も腐女子にならないか?
おら腐女子一同ー! モブを目覚めさせるぞーーー! かかれーーーー((うるさくてすみません
モブよ、諦めんなら腐女子にならないか?