作っているのは深夜です。あらかじめご了承ください。
今回はタイトル回収はできません。どっかでガンバリマス。
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今回はぜんこぱすメインです!実に3話ぶりかな…?
なまじ文化祭のせいでだいぶ疲れてはいますがガンバリマス。
ちなみに残りタスクは課題×2と文化祭×3です。ほぼ詰み。
~あらすじ~
一方そのころぜんこぱすは…
時間軸的には封印時あたりですね
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無尽蔵の魔力を持つぜんこぱすと「憤怒」の能力を持つみぞれの戦いは長いこと続いた。外部からの邪魔が入れば決着がつくほど拮抗していた。
(みぞれ)「漂白零項」
(ぜんこぱす)4重連同時展開魔法。{四神・召喚}
四体の神がぜんこぱすの背後に召喚される。
圧倒的な熱量、魔力が迸る。
王国の盾「玄武」。王国の剣「白虎」。9神水の使徒「青龍」9神炎の使徒「朱雀」。
(ぜんこぱす)これが最高峰の召喚魔法。
(みぞれ)ぶちのめせ!!!「氷龍迅雪」
みぞれの生成する氷が龍を形どる。油断しなければ朱雀の炎でさえも解かされない。全てを氷の龍が喰らう。
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ぜんこぱすはじっくり考えた末、多大な魔力を消費し、4神を召喚し囮にすることで自身の持つ最大威力の魔法を放つことにした。
(みぞれ)ぶちのめせ!!!「氷龍迅雪」
見事みぞれは引っかかった。そのすきに背後をとる。
(ぜんこぱす)焼き焦がせ。「陽炎・影焦」
こころにある陰を利用した精神攻撃型影魔法。4神を砕いた氷すらも消え、一瞬動きが止まる。そして完全にぜんこぱすの術中にはまる。そこを狙ったかのようにiemonの水魔法が飛ぶ。
(iemon)「水雷・3連」
足・胴体・首を両断する。そしてみぞれの体は崩れた。まるで氷のように…
一瞬の逡巡のあとぜんこぱすは怒りに駆られた。
(ぜんこぱす)みぞれぇぇぇぇ!
(みぞれ)ばあ。騙されちゃったね。
背後から声が聞こえた。
ぜんこぱすは距離をとった。
(ぜんこぱす)いつから氷と交代していた?いつから後ろにいた?
(みぞれ)「陽炎」撃たれる前かな…ちょっと危なそうだったし…
(ぜんこぱす)あの殺意はブラフだったってことか?
(みぞれ)なわけないじゃん。殺す気満々だったけど…陽炎は聞いてないって…悪魔にも響いちゃう。だからね。
(iemon)でもそれなら不自然になるはず…挙動とか…
(みぞれ)「制糸術」。「謀略家」サウス・ドラゴの一生をかけた技術。どう?自然だったでしょ。
(iemon)あの「謀略家」が技術を話すことなんて…
(みぞれ)「怠惰」が割ってくれたんだ
(ぜんこぱす)くそが!
(iemon)どうどう。落ち着いて。
(ぜんこぱす)オチツク…?チョットナニイッテルノカワカラナイ。
(iemon)はいはい。ところでさ、君はみぞれじゃないよね。だってあの子ほぼしゃべらないしだし、なによりフォルステンのことを「怠惰」と呼んだ。
(みぞれ)何言っているんだい?僕は僕だよ。まさかボケちゃったの?
(iemon)それだよ。みぞれは無駄口をたたかない。フォルステンの命令に忠実なはず。
(みぞれ)—-あーあ。ばれちゃった。残念だなぁー。
(iemon)お前は誰だ?
(みぞれ)僕は…俺は7つの大罪の1柱。「憤怒」の悪魔。みぞれの中に巣食うモノさ。
(iemon)少なくともここに移動する前はみぞれだったはず。いつだ…?
少し間を開けてからみぞれ…の皮をかぶった「憤怒」が答える。
(みぞれ)いつって、そこの精霊が4神を召喚した時かな…
(iemon)結構律儀に答えてくれるんだな。
(みぞれ)いくらでも答えてあげるさ。俺が出てきた時点で君たちの勝ちの芽は摘まれたようなものなんだからさ。
(iemon)そうか…なら素直に礼を言おう。隙を作ってもらってありがとうと…
(みぞれ)うんうん。素直な人間は嫌いじゃないよ。好きでもないけ…
言葉が途切れる。そしてみぞれの頭部が宙を舞う。
(ぜんこぱす)「武鋼・炎神楽」
炎魔法と鋼鉄魔法の混合魔法。
(iemon)時間稼ぎにまんまとはまってくれてありがと…おかげでお前を倒せたよ。
(ぜんこぱす)さすがに首を掻っ切れば悪魔でも死ぬよな…
(iemon)まあそこらへんが心配だけども、大丈夫で…
iemonnの声を遮るように落ちた首が言葉を発する。
(みぞれ)急にさ切るのは反則じゃない?痛いんですけど。怒るよ?
さっきのような軽い口調だったものが最後に差し掛かると怒気を孕んでいた。
(iemon)それはないって…首切ったのに再生するのって…
(みぞれ)なんか勘違いしてるみたいだけど、これは再生じゃないよ…
(iemon)再生じゃ…ないだと…!
(みぞれ)うん。だってみぞれは人間だけど、俺は悪魔。実態を持たないんだ…つまりこの体は存在しない。俺がいる限りはみぞれは、みぞれとして死なない。
(iemon)つまり…みぞれを出さなきゃ勝ち目がないってこと…?
(みぞれ)せいかーい!わかったらさっさと平服…おっと2度目はくらわないよ。
2度目のぜんこぱすの奇襲を読んだかのように瞬時に氷の大盾を創る。
(ぜんこぱす)くっそめんどい…
(iemon)わかる。
(みぞれ)次はこちらから行かせてもらうよ。「氷嵐・呪頼」
しかし魔法は発動されなかった。iemonはなぜだがわからなかったが上を見上げて理由を悟る。黒い雲が空を覆っていたのだ。
(みぞれ)ちっ
みぞれが舌打ちをする。
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空を覆う黒い雲。「黒雲」と対峙したのはここに封印される前である。懐かしさの反面すこしの恐怖があった。
(みぞれ)「黒雲」か…厄介だな…
一方精霊と人間は「黒雲」を見て恐れ慄いている。
(iemon)何あれ?わかる
(ぜんこぱす)黒いし「黒雲」あたりじゃね?天候を司るタイプの邪神じゃね。
(iemon)ありそー。てかぐさりんから何も聞いてないの?
(ぜんこぱす)直接「黒雲」って言葉は聞いたことないけど何かしら封印してるってことだけは聞いたな。
間違いだ。恐れるどころかもはや珍しいものを見た観光客レベルに軽い。なんだよ一瞬おびえた顔しやがって紛らわしいんだよ。お前らのせいで懐かしさとが全部吹っ飛んで驚きしか残ってねえよ。
(みぞれ)ちょっと待て。なぜ驚かない?普通あんなもん見たら腰抜かすだろ?肝が据わりすぎだろ。
(iemon)ぶっちゃけあれ以上の化け物を見たことあるし、多分あれぐらいならめめさんなら倒せるし…
(ぜんこぱす)うちにはもう竜人がいるし…
(みぞれ)そうだったな…竜人ならしゃーないけど、その倒せる発言は聞き逃せねえぞ。
(iemon)俺じゃなくてめめさんがね…あれでも人類初の「龍撃魔法」を修め、主席を獲得した人だし…天空魔法でも、龍撃魔法でもない雷の指持ってるし…
(みぞれ)なにそれ化け物じゃん…
(iemon)あの人止められるのは、あれ以上の化け物じゃないと…多分権力とかに屈しないし…
(みぞれ)それに比べてお前らは…
(iemon)めめさんと比べたら劣るけど。これでも一握りレベルなんだから!あれは違う別格!
(みぞれ)そいつの話聞いてて萎えた。帰る。
(iemon)帰る…?
(みぞれ)こーたーい
(iemon)変わったのか?なんかわかるぜんこぱす?
(ぜんこぱす)いやわからん。
(みぞれ)ここは…?
(iemon)ほんとに変わってる?
(みぞれ)!!敵!!「氷結排他」
みぞれは敵を発見するなりすぐさま攻撃へと転じる。
(iemon)「水斬」!!
iemonは抵抗をした!しかしあんまり意味はない!
(ぜんこぱす)「火炎獅子奮迅」!!
それをぜんこぱすがカバーする。炎纏ったぜんこぱすがみぞれに向けて突撃する。
みぞれが吹っ飛ぶ。盾を創っていたようだが機能しなかったようだ。しかしぜんこぱすも反動で動けなくなる。
だがチャンスだ。さらに…
(ルカ)「重力超場・6式6面横転」
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あとがき
すごく眠いのですが頑張って終わらせました。
完全に深夜テンションです。
アフタートークも出したいのでガンバリマス。
次回 星に刻む
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