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バチッッ
魔法が弾かれる
きりやんの予想通り魔導書を守るための結界が張り巡らされていた
少し早かった、、、か
腕時計を確認し
魔導書に触れる
nk「、、、ッ⁉︎」
予言の魔導書って、 触れた人の未来を予言する本でもあるんだっけ
ってことは、今俺の脳内に映し出された事が本当に起こるのか、、、?
だめだ、余計なことを考えるな、、、
、、、もう解除されたかな
もう一度俺は魔導書に魔法を放つ
ボゥッッ
メラメラと魔導書が燃えてゆく
周りの目が全て俺に向く
先ほど話しかけてきた国王らしき人物が近づいてくる
国王?「き、君、、、?何をして、」
「というか、結界は、、」
nk「まぁ、少しばかり、、」
俺には優秀な パートナー がいる
若くして天才発明家であり、機械操作に長けた才能を持つ彼
彼の固有魔法にかかれば解けない魔法はない
その代わり、魔力消費激しいし
体への負担が半端ないけど、
ビーーーーーッッ‼︎
【緊急事態発生‼︎緊急事態発生‼︎】
図書館内に響き渡るサイレン
nk「やば、、ッ」
逃げなくては、
早くきりやんのもとへ
早く森へ行って彼らに報告しなくては
幸い身体変幻で素顔はバレていない
バチッッッ‼︎
nk「、、、ッ!?」
背中にとてつもない衝撃を感じたと同時に
俺の体が前方によろめく
ドサッッ
そこで俺の意識は途切れた
br視点
br「ねえ、あの2人本当にやってるのかな?」
kn 「まぁ、別にあいつらからしたら俺らのことを国に話せば殺すことできるもんな」
br「確かに、、え?やばくない、?」
kn「いや、大丈夫だと思う」
「あのNakamuって人、嘘ついてなかったし」
br「あ、固有魔法使ったの?」
kn「一応ね、?」
br「まぁきんさんが言うなら大丈夫か」
固有魔法
ペア魔法とは違い1人で使える魔法
自分の家系に似た能力になることが多い
きんときの家は男は警察官になるという家柄のため
彼には嘘を見破る能力が与えられた
固有魔法なので、ペア魔法と同じでその人以外使うことができない
魔力消費や身体の負荷が激しいけど、
それに見合った魔法だ
まぁ、無理しすぎないように支えるのが僕の役目なんだけどね
kr視点
固有魔法を使い魔導書にかけられている全てのプログラムを解除した
魔力が底をつき、思ったより身体に負担をかけてしまったせいで体が思うように動かない
kr「上手くやれよ、Nakamu、、、」
ただ、願うしかなかった
情報伝達も魔力が足りなくて使えないし
俺の固有能力神の遊戯はこの世の全ての魔法・電波を操ることができる魔法だ
両親揃って天才科学者であり発明家だったため、こんな能力になってしまったのだろう、、、
スマホのパスワードを忘れたりしたら俺の能力で一発よ
それくらいだったら、少しの負荷だけで済むが今回の結界の解除は少なくとも丸三日休んでも治りはしないだろう
さっきから、鼻血止まらないし
手足の感覚ないし、、、
こんなに大変な思いしたんだから
Nakamuやらかさないでくれよ、、
nk視点
やばい、やらかした、、、
どうするか、ここは多分城の地下牢
そう簡単には出られないだろう、、、
できれば固有魔法は使いたくないんだよなぁ
でも、きりやんには頼れないし、、、
獣族のきんときやBroooockはそもそも街にも入れないだろうし、
やっぱり、使うしかないのかな、、、
、、、
そうだよ、もう悩んだって変わらないし
きりやんが身を削ってまで作ってくれたチャンス
魔導書燃やした時点で俺の心は決まっていたじゃないか、
反逆者としてこの国で殺されるくらいなら
他の国で死んだ方がマシだ
固有魔法を使えばここから脱出できるかもしれない、
少しの可能性でも賭けてみるしかない
nk「頼む、身代物語」