俺 の 王 子 様 発 見 し ま し た 。

🖤side ,

あれから俺と 岩本君 は遊んだり 、デートに行ったり 、話したり … 、

さらに仲が深まった 。

そして 、今日も 岩本君 と買い物に行く約束をしている 。

待ち合わせ場所に着くと 、俺は目を疑った 。

💛（（ 振向

💛「 … めめ 、！ // 」

そこには 岩本君 が居た 。

でも 、今までと違うところが何ヶ所も 。

🖤『 … 岩本 、君 、 』（ 微笑

まず 、前髪を下ろしているところ 。

次に白いパーカー 。

そして 、細身のジーンズに赤いスニーカー 。

今までと違ってカジュアルでラフな感じ 。

勿論 、今までの 岩本君 も愛してやまないけど今日の 岩本君 はイメージが違ってこれまた愛くるしい 。

🖤『 前髪 … どしたの 、？ 』

💛「 いや … 、/ 」

💛「 時間無くて 、セットしようと思ったんだけど … 」

💛「 セットできなくて 、/ 」

💛「 … 恥ずかしい 、/ 」

そう言って顔を赤らめる 岩本君 。

🖤『 岩本君 、め ー っちゃ可愛いよ 、？ 』

🖤『 コーデも可愛いし 、前髪有り姿を見せてくれたのも嬉しい 』（ 微笑

💛「 … めめも 、格好良いよ 、 」

少し照れて言ってくれる 岩本君 。

今すぐにでも抱き締めたい 。

💛「 ってか っ 、！ 」

💛「 良い加減 、“ 照 ” って呼んでよ 、！ 」

と急に大きい声で言うからびっくりした 。

その発想は無かったな …

でも … “ 岩本君 ” なんだよな …

💛「 … ずっと待ってたけど … 呼んでくれなかったから 、、 」

そんな悲しい顔されたら …

呼ぶしか無いじゃん 、

🖤『 ＿ ひか … る 、 』

俺がつまりながらも言うと 岩本君 の表情は ぱぁっ と明るくなった 。

💛「 良く出来ました っ 」（ にこっ

そう言って 岩本君 は俺の手を取り 、繋いだ 。

俺はびっくりしすぎて声も出なかった 。

💛「 めめ 、行くよ っ ！ 」

そう言って俺の手を引き 岩本君 は走り出した 。

そして 、俺も走り出した 。

充分 、買い物を楽しんだ後俺は言った 。

🖤『 ひかる 、 』

💛「 ん ー ？ なにぃ ー ？ 」（ 微笑

🖤『 一緒に行きたい場所があって 、、 』

💛「 え 、まじ ー ？ 」（ 微笑

💛「 行こ っ ！ 」

そうして俺らは歩き出した 。

俺の行きたい場所に着いた 。

岩本君 は少しびっくりしてるよう 。

その場所とは …

💛「 2人で行きたい場所って … 海 、？ 」

🖤『 そう 』（ 微笑

💛「 シンプルになんで 、？ 笑 」

海に “ 王子様 ” を連れて来た 。

俺は今までの人生をかける覚悟で今日 、岩本君 と逢った 。

🖤『 ひかる 、 』

💛「 ん ー ？ 」

そう振り向いた 岩本君 は夕日に照らされてとても美しかった 。

🖤『 ＿ ひと目見た時から一目惚れで 、 』

🖤『 近付いたら意外な発見がいっぱい有って 、 』

🖤『 優しくて可愛くて格好良くて天然で愛おしくて … 』

🖤『 俺はそんな ひかる を愛してます 』

🖤『 何も無いけど … 』

🖤『 ＿ 俺の王子様になってください 。 』

💛「 ＿ おせーんだよ 、笑 」

💛（（ 顔近

💛「 もっと早く手出せっつ ー の 、笑 」

（ 口付

F i n 𓂃 .