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【 1話 】
※リクエスト作品
※僕はほんっっっとに途中までしかみてません
※司普。ほのぼの系+最後不穏な空気
※不穏な空気の最後ら辺は僕の性癖です()
※短いのはほんとにごめんね!!ごめんね!!
ある日、夢を見たんだ。
懐かしい、あの日のこと。
「あーまーねーっっ!!!!!!」
「いっ…!?!?な、何するんだよ…!?」
いつものように兄である普に抱きつく司。体重が同じくらいだからか、重っと思わず声を漏らした。
…だが、むすっとした顔つきになっていた。眉は上げられ、頬は膨らませていた。
普は、いつもの司じゃないとわかったのか、
“ほんとにどうしたんだよ…?”と首を傾げた。
「おれのおかし、たべたでしょ!!」
「は?おかし…??」
「そうだよ!!おれのまんじゅう!!きんじょのコからもらったものなのにーっ!!」
「あ……あれか……」
ごめんなごめんな、と両手を合わせて必死に謝る。だが、司はご立腹のようで許さない許さない~!!と、まだ怒っているようだ。
「じゃあ、どーしたらゆるしてくれるんだよ?」
「…うーん……どうやってゆるそっかなあ……」
“かんがえてなかったのかよ”とややあきれ気味に笑う普。司はというものの、考える人のポーズをしながらむむむ!と考えていた。
数秒後閃いたのか、ぱぁっ!と顔を大きくあげ、兄を見た。にや、と笑うと、普の手を握った。
子供体温の司の手は暖かいのか、ボソッと熱…と普は聞こえない程度に呟く。
「じゃあ、いっしょにまんじゅうかいにいこ!そうしたらゆるしてあげる!!」
「…わかったよお。いくよ」
「わーいっ!!!!」
きゃっきゃっきゃっと嬉しそうにはしゃぐ。
そんな司を見て、普はふはっと笑った。
「…ごめん。まんじゅうたべて」
「?ゆるすよ!だから、はやくかいにいこ!」
「…!う、うんっ」
二人とも、手を繋いで仲良く財布を持ち、タタタッと小走りで外へ向かって走っていった。
_______楽しそうに笑う、双子の姿が見えた。
ムクリ、と上半身を起き上がらせる。
どうやら放送室だったようで、”んー…”と声を漏らしながら、”あまねぇ?”と辺りを見渡す。
だが、いくら探しても兄の姿はなかった。
「………あまね」
「あまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまねあまね」
「大好きだよ」
ドスッ、と普…否、花子サンの写真にナイフをぶっ刺した。ナイフは見事に花子サンを貫き、顔面に刺さった。
大好き。ともう一回復唱して言うと、にこっと笑う。
まるで、あの頃の無邪気な司のように、可愛らしく。まるで、あの頃を捨てたかのように、儚く笑った。
短くてほんとうにすいません!!!
僕、ほのぼの系書いたことなくってですね……
何これ?ほのぼのって知ってる??ってなるかもしれませんがご了承ください……
最後不穏な空気にしたのは僕の自己満なので、
嫌だなー!って思ったら言ってください()
ご観覧、リクエストありがとうございました!!