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秀才拷問
ある日の事、俺は事故にあった。信号を渡っている時に、信号無視してきたトラックに跳ねられたのだ。俺は音ですぐ気づき横に視線をやるとその頃にはもう遅く、その俺に向かってきたトラックは俺の腹部から勢いよく打つかり、吐血した。貧血になり、ふらふらしていると意識が途切れそうになる。ざわざわと周りがうるさい。「死ぬのかな」と、思っていたら気づけば意識が途切れていた。目が覚めるとベットの上、病院だった。頭はズキズキとまだ痛み、前の記憶があまりない。記憶喪失というものに陥っていた。そう、医者に伝えられた。俺の周りには見覚えのない人ばかり、そいつらは俺の事をずっと心配してくれていた。俺の世話だって、してくれた。だが、1つだけ絶対にしてくれない事があった。それは、記憶を失う前の事の話だ。俺とその人はどの様な関係だったのかとかは本当に教えてくれなかった。いつも”ただの友達”とだけ言って、話を逸らしてくる彼ら。怪しくて仕方がない。その日から俺は、そいつらを尋問する様になっていた。かなりしつこく、何度も何度も答えるまで。だが、そいつらは口を開く事はなかった。「友達なんじゃないの?」そう言ったって知らないふりをし続けている彼らに俺はキレ、暴力を振るってしまった事がある。だが、そいつは俺が暴走を振るうとこう言ったのだ「俺とお前は友達じゃない」と。俺は意味がわからなくなってきて、クラスメイトにも、聞く様になってきた。だが誰も口を割る事はなかった。「知らない方がいい事もある」といい、俺の言う事を聞いてくれなかった。だから俺は、あいつらにやった様に暴力を振るってみた。このクラスで秀才と呼ばれる奴に。そいつも最初は口を割る事はなかった。だがそいつは拷問していくうちに、すぐに口を割った。そいつの口から出てきた言葉は。「お前は彼奴らに虐められていたんだよ!!」という言葉。少し半ギレだったが、俺は冷静にそいつの頭を冷やしてやった。俺はその瞬間記憶を取り戻した。彼奴らに虐められた日々が、俺のやっている事は彼奴らと一緒だったという事。だが俺は違う、彼奴らとは違う。俺は彼奴らがまだ嘘をついているのではないかと思い、未だにこいつを拷問している。殴って殴って殴って殴って、それだけだがそいつは色々な事を吐いてくれる。だから俺はずっと、家の地下深くの冷たく狭い檻の中でそいつを拷問し続けている。