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そのときのことを思い出し、橋本は唇の端を上げながら画面をタップした。


「橋本です」

「もしもし、藤田です。その節はどーも!」


ちょっとだけ息を切らした感じが、声色から伝わってきた。藤田の緊迫したその雰囲気に、笑みを消し去る。


「早急にハイヤーが必要でしょうか?」

「うん、急ぎでね。いきなりだけど大丈夫? タクシーがなかなか掴まりにくい場所だったから、思いきって連絡してみたんだけど」


機転を利かした橋本の言葉に、安堵を含んだ声で藤田が返事をした。


「現在地はどちらですか?」


告げられた居場所から、最短ルートを頭の中でナビしていく。


「藤田さん、そこから動かず、その場にいてくれませんか。割りと近くにいるものですから」

「マジで! それは助かるわ」

「今すぐ向かいます。2分ほどお待ちください!」


橋本はスマホを切るなり立ち上がり、急いで身なりを整えるべく、ふたたびワイシャツの襟を引き上げてから、上着の襟も正した。


「せっかく来たばかりなのに、慌ただしいな。気をつけて行け」

「ああ。父さんもいい歳なんだから、風邪には気をつけろよ。母さんによろしく! バタバタして済まない」


少しでも急がなければならないので、義父に背中を向けたまま玄関に向かい、いそいそと靴を履く。


「最近、変わったことはないな?」


喜三郎の質問に橋本の顔だけで振り返り、小さく笑って見せた。


「ああ、問題ない。こっちは堅気の仕事をしているんだから、余計なことはしてこないと思う。父さんも大丈夫なのか?」

「兄貴たちは引退しているし、警察の取り締まりが厳しいせいで、余計な手出しができないんだろう」

「それなら良かった。じゃあ行ってくる!」


自分の身を案じる喜三郎の視線を振り切るように、実家から飛び出した橋本の頭の中は、藤田の元へ急ぐことでいっぱいだった。


(2分じゃなく、3分にすれば良かった……)


そんな後悔をチャラにすべく、ハンドルをぎゅっと握りしめながら、勢いよくアクセルを踏み込んで、最短ルートをひた走る。宮本と一緒に峠を走るようになってから、多少なりとも技術が上がったのか、仕事でそれが生かされていた。


「まさに、雅輝様々といったところだな」


お蔭で藤田がいる場所へ、時間通りに到着することができたのだった。


(/  ̄▽)/<<<<《話話話話話話話話話Σ( ̄ロ ̄( ̄ロ ̄*)ナニーッ!!


さてここからアラサー3人が、ハイヤー内で会話を繰り広げます。しかも、揃いもそろってネコばかり(え)


( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )


それぞれが濃ゆいキャラゆえに、執筆で苦労させられてます。。。

不器用なふたり この想いをトップスピードにのせて

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