深夜2時の波に揺られて .

宮 舘 目 線 .

「 は ぁ 、し ん ど .. 、 」

仕 事 終 わ り 、 暗 い 道 を 歩 く 。

社 会 人 に な っ て 、 も う 四 年 程 経 つ 。

上 司 に は 怒 鳴 ら れ 、 後 輩 に は 優 秀 な 奴 が 多 く て 、 す ぐ 営 業 成 績 を 抜 か れ て し ま う 。

「 や り が い な ん て 、

も う と っ く に 無 い よ .. 、 」

会 社 な ん て 辞 め て し ま い た い 、 そ ん な 思 い で 、 家 路 を 歩 く 。

『 ね ぇ 、お に ぃ さ ん 。 』

何 処 か ら か 声 が す る 。 疲 れ 過 ぎ て つ い に 幻 聴 が 聴 こ え る よ う に な っ た の か と 思 っ た が 、 ど う や ら そ う で は な い 。

そ う 思 っ た の は 、目 の 前 に 声 の 主 ら し き 者 が 現 れ た か ら 。

「 ぇ .. 、 」

『 驚 い た 、？ わら 』

「 .. そ り ゃ 、 」

『 御 前 で ち ょ ~ ど 、百 人 だ ぁ ~ .. 』

「 .. 何 が 、 ？ 」

嬉 し そ う に 笑 う 男 は 、

俺 を 見 な が ら こ う 言 っ た 。

『 俺 に 驚 い た ニ ン ゲ ン の 数 !! わら 』

「 .. へ 、？ 」

そ の 時 初 め て 、

目 の 前 の 男 が ＂ 人 間 ＂ じ ゃ な い と 知 っ た 。

『 ま ぁ い い や 、

御 前 ん 家 連 れ て っ て よ ~ 、 』

こ う い う の っ て 、 ど う す れ ば 良 い ん だ ろ う か 、 逃 げ る ？ 戦 う ？

「 ぇ 、 家 .. 、？ 」

『 そ ~ 。 駄 目 .. 、？ 』

「 何 も 無 く て い い 、な ら .. 、 」

『 や っ た ~ 、!! わら 』

宮 舘 涼 太 。 会 社 員 四 年 目 で 、

＂ヨ ウ カ イ ？＂ に 懐 か れ ま し た 。

宮舘 涼太 （２８）

会社員四年目 .

何故か妖怪に好かれがち .

フカザワ タツヤ （？？？）

妖怪の類い .

宮舘の家に居候する .

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新 作 。

（ 相 変 わ ら ず 、 書 き 方 迷 子 ）

だ て ふ か で 妖 怪 系 書 い て み た か っ た 、

他 の メ ン バ ー も 、ち ょ く ち ょ く 出 ま す ！ ！

眠 い ！

（ 現 在 ４ 時 ）

お や す み な さ い ー 、 、

… 。

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